プロと二人三脚で書類・面接の準備を進め、見事上智大学文学部哲学科に合格！
「元教授であるプロの方と一緒に準備を進めているという安心感がありました。」
Zさん
北見藤高等学校
上智大学 文学部 哲学科 カトリック高等学校対象特別入試 合格
合格おめでとうございます！今の気持ちを教えてください。
ありがとうございます。当日の試験では自分の力を十分出し切ったという実感もあったので、手応えはあったのですが、やはり無事に合格していたと知ったときは安心しましたね。ただ、一般選抜で入学する同級生に負けないよう、入学までの期間で特に英語に力を入れたいと思っています。
上智大学文学部哲学科を志望したきっかけを教えてください。
近年、機械学習やビッグデータなど、データを元に分析する学問が流行っていると思うのですが、それよりも大枠を捉えて抽象的に物事を考える学問を学びたいなと思い、哲学科に入学したいと思うようになりました。数多くある大学の中から上智大学を選んだ理由は、カトリック推薦入試が受けられるためです。中学生のころからカトリック推薦入試の存在を知っていたので、カトリックの高校に入学することを決めていました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか？
学校がカトリックということもあり、地域でのボランティア活動を行っていました。また推薦入試を意識して、学校のテスト勉強に注力していました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか？
高校3年生の5月ごろ洋々に入会して書類の準備を始めました。私は現代社会で学びと遊びが乖離していることを取り上げて書きました。勉強がやらされていると感じることが多いのですが、それは知の探究の本質とずれているのではないかということを述べたのですが、書きたいことが多すぎて、最初は3000文字近く志望理由書を書いてしまいました(笑)
そこから800文字近くまで文章を削らなければならなかったのですが、文章の取捨選択がとても大変でしたね。少ない文章で、なるべく多くのことを伝えなければならないので、慶應義塾大学の教授をされていたプロの方から的確に文章の添削をしていただき、教授が喜ぶような内容にするためのアドバイスもいただきました。
小論文に向けてどのような準備をしましたか？
洋々の小論文サポートを受講していました。小論文は得意だと思っているのですが、だからこそ奇を衒ったことを書きたくなってしまっていたため、しっかりと問いに答えることが大変でしたね(笑)
また、エキスパートの方から「考えていることはいいのに、伝わりづらくなっているのが勿体無い。」と言われて、より伝わりやすい形で書く方法を教えていただきました。
面接に向けてどのような準備をしましたか？
面接もプロの方とサポートをして準備を進めていきました。面接はあまり得意ではなかったのですが、やはり元教授であるプロの方と一緒に準備を進めているという安心感があり、面接で想定される質問を考えながら一緒に回答を考えていきました。
本番当日はいかがでしたか？
本番当日はかなり手応えがあり、小論文の試験を終えた時点で「絶対に受かるな」と思いました(笑)
また、面接でも失敗をせずに終えることができたので、十分手応えはありました。
入学後の抱負を教えてください。
大学では高校と違い、自分の好きな分野をとことん突き詰めることができるので、とにかく学び尽くしたいと思っています。また哲学に興味を持っている人は周りに変な人扱いされることが多いのですが、その集団の中で議論ができることがとても楽しみです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
洋々は生徒主体でサポートをしてくれるので、そのおかげで書類作成をする工程で、調べて考えてきたことが全て周り回って自分のためになっているということを実感しました。どうしても字数制限があるので削ってしまった部分もあるのですが、それは決して無駄ではなかったと思います。寄り道しながら志望理由書を作成していきましたが、その寄り道が逆に良かったのかもしれません。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
上智大学の文学部哲学科は小論文の文字数が非常に多いので、そのための準備をしっかりと進めた方がいいと思います。私は20分で600文字を書く、という練習をしていました。短い時間で文字数を書くトレーニングをして、本番でも力を十分発揮できるよう頑張ってください！
ありがとうございました。Zさんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。
