直感から始まった上智志望~自分に矢印を向け、思いを言葉にすることでつかんだ合格!
「恩師から言われた「自分に矢印を向ける」という言葉を、ずっと大切にしてきました。この言葉が、今回の受験でも自分の支えになりました。」
T.S.さん
上智大学経済学部経営学科 推薦入試(公募制) 合格
O高校

合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
合格発表は家族と一緒に家で確認しました。面接でまったく手ごたえがなく、正直落ちたと思っていたので、この時期はすでに一般入試の勉強に切り替えていました。そのため、合格を知ったときは驚きがとても大きかったです。落ちていることを確認するつもりで見た結果だったので、本当にびっくりしました。その後、様々な人からお祝いの言葉をもらい、少しずつ合格した実感が湧いてきました。最近は部活動にも再び顔を出し、後輩たちと一緒に活動しながら、最後の高校生活を楽しんでいます。
上智大学経済学部経営学科を志望したきっかけを教えてください。
高校2年生の夏に、様々な大学のオープンキャンパスに参加しました。早慶やMARCHなど、気になる大学は一通り見に行きましたが、その中で直感的に「上智がいい」と感じました。できるだけ高いレベルの大学に挑戦したいという思いもあり、早慶も含めて検討していましたが、上智にピンと来たので、最後までこの直感を信じることにしました。
経営学科を選んだ理由は、当初ははっきりとしたものではなく、正直なところ「なんとなく」でした。
なぜ公募推薦で受験しようと考えたのですか?
もともとは一般入試で大学受験を頑張るつもりで勉強していましたが、なかなか成績が伸びず、苦労していました。そんな中、家族から推薦入試があることを教えてもらい、公募推薦という選択肢を知りました。高校3年生の最初の頃には、公募推薦で受験することを決めていました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
高校生活は部活動が中心でした。サッカー部で副キャプテンを務め、毎日、練習メニューを考えたり、戦略を練ったりしていました。クラブチームでは小学校1年生頃からサッカーを続けていましたが、高校ではあえて部活動を選び、自分たちで考えた練習を実践できる環境に身を置くことを決めました。週5日の練習はつらい時もありましたが、自由度の高い運営だったこともあり、楽しむことができました。高校3年生の10月まで部活動は続けていました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
高校3年生の5月頃から準備を始めました。上智大学を志望する理由が直感的なものだったため、それを言葉にすることにとても苦労しました。メンターから「任せるから、思うように書いていい」と言われ、まずは自由に書き、それを見てもらってフィードバックを受け、また書き直すという過程を繰り返しました。直感だったものが徐々に言葉になっていく感覚は楽しかった一方で、言語化には苦戦し、メンターやプロの講師に何度も助けてもらいました。夏休み頃には書類がまとまり始めました。部活動以外の時間はほとんど勉強に充て、移動時間や空き時間も活用していました。周囲の友人たちも同じように努力していたことが、両立できた理由の一つだと思います。サードパーティーチェックでは多くの指摘を受けましたが、いったんすべて受け止めたうえで、自分の言いたいことと合っているかを考え、取り入れるかどうかを判断していました。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
洋々で3回、実践的な面接練習を行いました。面接準備の参考書も読み、聞かれそうな質問については事前に回答を考えました。準備の際には、細かい言い回しよりも要点を意識するよう心がけていました。他に特別なことはしていません。
本番当日はいかがでしたか?
学科試験は国語・数学・英語だと思っていましたが、本番は傾向が変わって英語がなくなり、国語と数学の試験でした。過去問を通して数学が重視されていることは分かっていたため、数学準備には力を入れており、それが功を奏したのか、学科試験は比較的よくできたと思います。一方、面接では「なぜ上智大学の経営学科なのか」という点を厳しく問われ、うまく答えられなかったことが後悔として残りました。併願で受験した他大学の面接が和やかな雰囲気だったのに対し、上智大学の面接は反応も薄く、厳しく感じられ、精神的につらかったです。教授2名から次々に質問され、緊張で体が震えるほどでした。準備していた内容は話せたものの、想定していた質問の流れが外れ、準備が甘かった部分を中心に聞かれたと感じました。
入学後の抱負を教えてください。
サッカーが大好きなので、大学でも部活動やサークルなど、サッカーに関わる活動を続けたいと考えています。将来はJリーグのクラブに関わる仕事をしたいという目標があり、サッカーと経営を結びつけられるような経験を積んでいきたいです。海外でプレミアリーグを観戦することにも憧れており、留学先で実現できたらと考えています。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
講師の方がすぐに答えを示すのではなく、「なぜそう考えるのか」を自分で考えるよう促してくれた点が印象に残っています。厳しいコメントに対して言い返せず悔しい思いをすることもありましたが、諦めずに継続する力はサッカーを通して身につけてきたものでした。その姿勢を講師の方が信じてくれたからこそ、ここまで伸びたのだと思います。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
中学生の頃、恩師から言われた「自分に矢印を向ける」という言葉を、ずっと大切にしてきました。物事をやめることは簡単で、やめる理由はいくらでも見つかります。中学3年生の部活動で、大事な試合前にスタメンを外され、気持ちが折れかけた経験がありますが、そのときにかけられたこの言葉が、今回の受験でも自分の支えになりました。
また、総合型選抜の準備で一番つらかったのは英語の勉強です。周囲が伸びていく中で自分だけ成果が出ず、量をこなしても結果が出ない時期が続きましたが、勉強方法を見直すことでスランプを抜け出すことができました。
テーマを自分の好きなことに設定したことで、準備そのものは前向きに取り組めたので、テーマ選びはとても重要だと思います。
ありがとうございました。T.S.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。


