タイの少数民族の伝統継承という自分にしかできない研究を目指して、上智大学総合人間科学部合格!
「プロの方による特別講座を通して、それまで乱雑に存在していた研究の考えが一本の筋として整理され、内容にも深みが出ました。」
Y.N.さん
K高校
上智大学総合人間科学部教育学科 推薦入試(公募制) 合格
青山学院大学地球社会共生学部地球社会共生学科 自己推薦入学者選抜入試 合格
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部アントレプレナーシップ学科 総合型選抜入試 合格

合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
今でも合格したという実感がありません。募集人数7人に対して倍率が3倍から7倍にまで上がっていたので、なぜ自分が合格できたのか不思議な気持ちもあります。
それでも、この結果は一人では絶対にたどり着けなかったものだと思っています。
最後まで伴走してくれた洋々のサポートには、本当に感謝しています!
上智大学総合人間科学学部教育学科を志望したきっかけを教えてください。
志望したのは、「教師になるための教育」ではなく、「教育そのものを研究できる」点に強く惹かれたからです。
高校2年の夏、タイの少数民族の地域を訪れ、インフラが整備されていない地域において、文化をどのように継承していくのかという課題に出会いました。もともとは障害者や社会的弱者というテーマに関心を持っていましたが、タイの少数民族の地域にホームステイし、この課題に継続的に関心を持ち、探究してきたのは、私しかいないと感じています。自分にしかできないという意識は探究を深める原動力になりました。
また、高校のプログラムでロンドン大学で研究を行った際、文献や資料を求めて他分野の研究者と関わる中で、教育を社会や文化の文脈から捉える面白さを実感しました。
こうした経験を通して、教育を研究の視点から追究できる上智大学の教育学科で学びたいと強く思うようになりました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
高校時代は、学校のPR部という学生団体に所属し、学校外に向けた受験生向けの広報活動に力を入れていました。受験生や保護者が来場するイベントでは、ブースの企画・設営から当日の運営までを担当し、来場者に分かりやすく学校の魅力を伝えることを意識して取り組みました。
高校時代、オープンキャンパスにはあまり参加せず、その代わりにオフィスツアーに数多く参加していました。大学進学をゴールとせず、社会で働くことを見据えて、実際の現場を見て人や環境を知ることが重要だと考えていたからです。
こうした活動を通して、外に向けて発信する力や、自分で考えて行動する姿勢を身につけることができたと感じています。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
出願書類の作成は直前に始めましたが、内容自体は4月ごろから準備をしました。
4月から5月までロンドンに滞在していたため、オンラインで志望理由書の土台を添削していただきながら作っていきました。時差があるので柔軟に対応していただき、現地の早朝にオンラインでサポートをしていたりしてなどして進めました。準備の過程では、メンターの方が「こういう教授が合っていると思う」と具体的に助言してくださり、自分の関心と大学の特徴を結びつけて整理することができました。その結果、志望理由書の完成度は高かったと感じています。
また、プロの方による特別講座を通して、それまで乱雑に存在していた研究の考えが一本の筋として整理され、内容にも深みが出ました。
グラフィックを用いて研究を構造的にまとめる方法を学んだことで、自分の考えを言葉として整理し、出願書類全体に落とし込むことができたと思います。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
プロの方に何度も質問を投げかけてもらい、それにひたすら答える形で準備をしました。
特に、志望理由を1〜2分で簡潔に説明できるよう繰り返し練習し、どの大学の面接でも応用できる形に整理しました。
それ以外の質問については、洋々で用意されていた質問例を中心に準備を進めました。
また、AIを相手に模擬面接をするなどして回答の整理をしました
小論文に向けてどのような準備をしましたか?
小論文に向けた準備は過去問を中心に行いました。自分は作文や読解などが得意ではなかったため、最初は課題文の内容を正確に読み取ることができず、何を書けばよいのか分からない状態でした。
そこで、プロの講師に、いきなり書くことを目標にするのではなく、文章の構造や接続詞の役割など、読み方の基礎から見直すよう助言をいただきました。過去問を使いながら、設問が何を問うているのか、どこに自分の意見を書くべきなのかを一つずつ確認していきました。
特に直前の1〜2週間は集中的に取り組み、少しずつ課題文の意図をつかめるようになり、文章の流れも意識して書けるようになったと感じています。
分からない点や不安な部分は、その都度メッセージで相談し、プロの方に助言をもらいながら修正を重ねました。
本番当日はいかがでしたか?
受験番号が最後だったため、面接は約4時間待つことになりました。自分らしく落ち着いて話そうと自然体で自分の順番を待っていました。他の受験生が5分程度だったと聞いていたので、面接自体は比較的早く終わるだろうと思っていましたが、タイやロンドンでの経験について話す中で、結果的に10分ほど話すことになりました。
また、志望理由書に書いていた教授の方が面接官にいらっしゃり、憧れの教授に研究を聞いていただける喜びを感じながら、比較的ラフな雰囲気でやり取りができました。
入学後の抱負を教えてください。
入学後は、インフラが十分でない地域において、伝統や文化の継承を教育を通してどのように支えられるのかを、学術的かつ実践的な視点から研究していきたいと考えています。
これまで関心を持ってきた地域やテーマをもとに、現場の実態と理論の両方を行き来しながら学びを深めたいです。大学での学びを通して、自分なりの問いを明確にし、卒業までには一つの形としてまとめることを目標にしています。
また、高校時代に参加したオフィスツアーで実際に見た企業の在り方も参考にしながら、研究と社会をどう結びつけていくかという視点で将来を考えていきたいと思っています。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
ロンドンに滞在していた期間も含めて、いつメッセージを送っても必ず返ってくるという安心感だと思います。時差がある中でも丁寧に対応していただき、本当に助けられました。
また、受験前日であってもメンターの方が声をかけて応援してくださり、精神的にも支えられていたと感じています。
学力面だけでなく、文章の読み方や自分のアイデアを他人に伝わる形にする力など、人として成長できた点も大きかったです。
それらは受験のためだけの力ではなく、これから先も必要になっていくスキルだと思っています。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
我流に走りすぎないことが大事だと思います。
自分のやり方を持つのは大切ですが、「英検は取らない」「この入試方法は最初から無理」といった形で、可能性を狭めてしまう我流は避けた方がいいです。
いろいろな体験をするのは良いことですが、大学入試で必要になる資格や条件は、早めにきちんと押さえておくべきだと思います。正直、高3になってからできることは思っているほど多くありません。
また、必ずしも大きなものでなくてもいいので、一度は大会やコンテストに出て、形として残る実績を作っておくことを勧めます。
面接では高校の実績について聞かれることも多く、何もないと説明に困ります。小さくてもいいので、挑戦した経験を持っておくと後で自分を助けてくれます。
ありがとうございました。Y.N.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。


