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とにかく自分に自信が持てず、人前で話すことが苦手だった生徒がAO入試に挑戦したら~MさんのAO入試体験記~

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洋々卒業生now! ~総合型選抜による大学進学と、その後のストーリー


総合型選抜は、志望動機や大学で学びたいことを真剣勝負で問われる入試。受験生は準備期間を通して、自分の将来や大学でしたいこと、理想の大学生活とはどのようなものか?という問いにとことん向き合うことになります。しかし、大学への入学はあくまでも「スタート」。大切なのは、入学してから充実したキャンパスライフをおくることです。

「総合型選抜で入った先輩たちって、本当に理想のキャンパスライフを過ごせているの?」
「志望理由書で書いたことって、本当に学生生活で実現できるの?」

そんな疑問にお答えするべく、総合型選抜で大学に合格した洋々卒業生を取材しました!

今回取材を受けてくださったのは、東洋大学経済学部総合政策学科Mさん。2021年に同大学の経済学部に入学し、現在は2年生(4月から3年生)。学園祭の実行委員などの活動を展開しています。
AO入試を受けるまでは引っ込み事案で自分に自信がなかったというMさん。東洋大学でどのようなキャンパスライフを送っているのでしょうか?

 

洋々卒業生プロフィール
Mさん

東洋大学経済学部総合政策学科 在籍(2年生)

私立高校 卒業

 

学生のうちにしかできない経験をしたい

洋々 卒業生インタビュー 東洋大学


――本日はよろしくお願いします! 現在は東洋大学で具体的にどのようなことをされているのでしょうか?

現在は、入学当初から参加していた東洋大学の学園祭の実行委員の広報局長をやっています。

学園祭の実行委員を始めたのは、もともと大学では何をどのように学ぶかが大事だと考えていて、その中で学生でしかできないことは何かと考えた時に、学園祭の実行委員会に入ることだと思ったからです。コロナで多くのサークルが活動制限等を受ける中でも、何かしら行動をしたいと考え、毎年行っている活動が学園祭の実行委員であると思い今の活動を始めるきっかけになりました。


――学園祭実行委員の広報局長の仕事はどのような内容でしょうか?

広報局では、東洋大学の学園祭の魅力を多くの人に伝えて、来場してもらう事が一番大きな仕事です。現在は約30人のチームで11月の学園祭に向けて活動しています。
昨年は、文京区に許可を取り掲示板にポスターを貼ったり、これまでの広報手段に加え、新しくTikTokを取り入れたりした結果、13,000人以上の方が学園祭に足を運んでくれました。
学園祭の仕事は規模が大きい分、伴う責任なども大きく、決して簡単とは言えない仕事ですが、学園祭の期間に多くの人が訪れてきてくれるのを見るとやはり大きな達成感を得られます。
今年も昨年以上の方に東洋大学の学園祭に足を運んでもらえるように頑張っていくつもりです!


――30人もの人数を束ねて活動する中で、大変なことはありますか?

部局を束ねる広報局長として、1人1人のモチベーションをどのように保つかをよく考えながら構成員と向き合っています。
学園祭の実行委員に参加する人の持つ背景や思いは人それぞれ。
正直に言うと、コロナの時は活動自体が少なく、活動の意義を見失う人も多くて、自分もその一人でした。
そのため、広報局長として、長期間にわたって学園際の準備をするにあたり、活動する個人が活動する意味や目的をしっかり持てるようにすることを意識しています。
具体的には、3か月に一度活動目標を掲げてもらい、その目標をどのように達成するかの過程を考えてもらうようにしたりしています。
 
洋々 卒業生インタビュー 東洋大学
[学園祭実行委員による会議の様子]

 

とにかく自分に自信のなかった高校時代。それでもAO入試を選んだ理由

インタビューの中で繰り返し、高校時代は引っ込み思案で目立った特技もなく、自分に自信がなかったと語っていたMさん。そんな彼女はなぜAO入試という選択を選んだのでしょうか?


――東洋大学を志望したきっかけについて教えてください

東洋大学のオープンキャンパスに参加して、体験授業を受けたんです。
そこで、授業を担当して下さった教授の方が、「授業で分からないことがあったら必ず聞きに来て。絶対に誰も置いてきぼりにしないから」と力強く仰っていたのがとても印象に残っていて。
数学に苦手意識が強く、授業についていけるか不安だった自分はとても感動して安心しました。
様々な大学のオープンキャンパスに参加して、体験授業を受けたのですが、一番東洋大学の授業の方針が自分に合っているなと感じ、この大学に行きたい!!と思うようになりました。


――受検の方法でAO入試を選択したのはなぜですか?

紙の試験(一般選抜)では、試験の答案を読み取って自動的に合否がでてしまいます。
私は一際、東洋大学に行きたいという思いが強かったので、紙上ではなく、直接自分の熱意を教授に届けられるAO入試を選ぶことにしました。


――AO入試を選択する上で、不安はありましたか?

「AO入試を受ける」と担任の高校教師に伝えた所、高校教師に「得意なことがなければ受けられない。」と否定的な意見をもらいました。
自分は高校時代に部活や委員会に参加していたわけでも、ましてや何か人に誇れる長所があった訳ではない。加えて、試験の内容は自分の苦手な人前でのプレゼン。
自分には無理だと、何度も諦めようと思いました。
しかし、インターネットで洋々を見つけて、相談をさせてもらった際に「特に人に誇れる何かがなくても、その大学に行きたいという熱意が大事」と教えてもらいました。それなら自分にもできるかもとしれないと思い、勇気を出してAO入試に挑戦する決心をしました。
実は余談なのですが、AOの塾を色々探す中で競合他社の別のAO塾の人に洋々が良いと思うよと勧められたんですよ(笑)
別のAOの塾の人が勧めるなら、と思い洋々の門戸を叩きました。


――洋々受講生時代のサポートの思い出はありますか?

たくさんあります笑。でも一言で表すと、とにかく厳しく鍛えられました。
毎週、論文作成とプレゼンテーションの練習。週1回のGM、プロ、メンターの方によるサポートの中では、優しく寄り添っていただきつつ厳しい意見も貰いました。論文の骨組みや作成のための情報の集め方、スライドの作成方法、面接での受け答え方、などの極意を一から教えて貰いました。今思い返してもとても心強かったです。
自分は意見をいう事が恥ずかしくて、その意見が合っているかどうかを非常に気にする気質だったのですが、同じ受験生の仲間との討論会などに参加して、別に間違ってもいいやという気持ちで徐々に自分の意見を伝えることができるようになりました。


――出願書類、面接、筆記試験などの準備や試験本番の思い出はありますか?

今でも覚えているのが、プレゼンがギリギリまで全く上手くいかなかったことです。
元々プレゼンテーションが苦手ということもあって、台本を作成して覚えようとしたのですが、まったく覚えられなくて。
とても焦って試験1週間前くらいにGMに相談して、「自分自身の発表が覚えられないなら要点をピックアップ&リラックスして楽しむためにやることを意識しな」というアドバイスを頂いて、上手くプレゼンができるようになりました。
大学に入ってからも、ゼミなどでプレゼンをする機会があるのですが、そのアドバイスを今もモットーにしています。
あの時相談してなかったらと思うと、今思い返してみてもぞっとします。


――AO入試を通じて洋々で得た学びが今の自身の活動にどのようにつながっていますか?

洋々に入るまでは、作文が苦手で長い文章を書くことに抵抗がありました。
しかし、洋々で論文の書き方を教わり、沢山論文を書くうちにその苦手意識は気づいたら消えていて、今では積極的にレポートが課される授業を取るようにしています。
もう一つ自分の中で大きかったのは、苦手だったプレゼンに自信を持てた事です。
1年時に所属した基礎ゼミでは、ゼミ対抗のプレゼン大会があったのですが、ゼミの中からプレゼンの選抜チームに選ばれたんですよ。
元々プレゼンが苦手だったけど、洋々で学んだことをフル活用して活躍して、プレゼンのチームに選ばれたことが大きな自信になりました。

 

大学に対して抱いていた不安は、入学後に杞憂だと分かった


――オープンキャンパスに参加されていたと思うのですが、入学前に大学に対してどのような印象を持っていましたか?

先ほどお話しした通り、入学前、東洋大学には熱意を持って手厚く指導してくれている、というイメージを持っていました。
ただ、一方で、大学は自己責任を強いられる場所というイメージもありました。どんな授業を選択するか、どのような大学生活を送るか、ということも自分の責任で大学は割と放任みたいな。
そこに少し怖さは感じていましたね。


――実際に入学してみて、東洋大学の雰囲気はどうでしたか?

東洋大学に入学して、自分が想像した以上にサポートが手厚いと感じました。
入学して、最初に学科のオリエンテーションで説明を受けるのですが、「分からないことがあれば聞いて下さい」という姿勢で、全てに詳細な説明がありました。
数学が苦手で教授を捕まえて質問したところ、90分間しっかり教えてくれたりと、教授も皆積極的に質問を受け付けてくれます。
学びたいという姿勢さえあれば全力で答えてくれる環境があって、不安だったことは杞憂に終わりました。

 

東洋大学の学園祭を成功させたい!

洋々 卒業生インタビュー 東洋大学 学園祭
[学園祭の門 / 装飾班による門の制作風景]
 

――今後の展望について教えてください。

とにかく、今秋に控えている東洋大学の学園祭を成功に導きたいです。
学園祭実行委員会の活動の中で、学生の内にしかできないことを、沢山学んで、経験して、吸収して成長できればと思います。
2023年の11月4日(土)と5日(日)、東洋大学で学園祭を開催しますので、受験生もそうでない方も是非いらしてください!!!


――もし、洋々のAO受験生時代の自分に一言伝えられるとしたら何を伝えたいですか?

自信をもってそのまま行け!と伝えたいです。
流されやすい性格なこともあり、例えば否定的な意見を貰った時に自分でどうすればいいか分からなることもありました。それが出願直前だったりすると特に焦ったり。
誰しも皆最初は初心者で、上手くできないのは当たり前だから、とにかく自分を信じて突き進んで!と伝えたいですね。


――では最後に、総合型選抜の受験を考えている受験生たちにメッセージをお願いします。

皆が皆私のように自信のない人ではないとは思いますが、もし私のように引っ込み思案で得意なこともなく、自分に自信が持てなくても、心配することはないと思います。AO入試の合否を分けるのはその大学に通いたいという誰にも負けない気持ちとアピールする言葉の強さです。
かつての私のように自信がなくて一歩踏み出せない人が、私の場合は洋々でしたが、色々な人に相談してみて、自分にもできるかもしれないと感じて踏み出してみようかなと思ったら、一歩進んでみて欲しい。
「受かりたい」という負けない強い気持ちを大事にしてぜひ挑戦して貰えたらと思います。
 

インタビュアー:飯田匠音
2023年3月 於 洋々

 

東洋大学 白山祭 


「白山祭」は、白山祭実行委員会が主体となり毎年秋に東洋大学白山キャンパスにて行われる大学祭です。第59回白山祭2023年11月4日(土)、5日(日)に開催。どうぞお楽しみに!

 ◆第59回白山祭公式ウェブサイト◆ 
 https://www.hakusansai.com 

 

 

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