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自らの目で、感性で、そして楽しんで~上智総グロから世界へ羽ばたく卒業生の現在地点

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洋々卒業生now! ~総合型選抜による大学進学と、その後のストーリー


総合型選抜(AO入試)は、志望動機や大学で学びたいことを真剣勝負で問われる入試。受験生は準備期間を通して、自分の将来や大学でしたいこと、理想の大学生活とはどのようなものか?という問いにとことん向き合うことになります。
今回取材を受けてくださったT.E.さんは、2018年に上智大学の総合グローバル学部に入学し2022年に卒業、現在は独立行政法人国際協力機構(JICA)に勤務されています。
「自分の目で見て確かめることが大事だ」と語るT.E.さん。上智大学ではどのような学生生活を送られていたのでしょうか?

 

洋々卒業生プロフィール
T.E.さん

上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科 卒業

明治学院東村山高等学校 卒業

 

① タンザニアでのバックパッカー経験がJICA勤務のきっかけに

洋々 卒業生インタビュー 上智大学


―― 本日はよろしくお願いします! 現在は具体的にどのようなことをされているのでしょうか?

現在は独立行政法人国際協力機構(JICA)に勤務しており、日本のODA(政府開発援助)の技術協力事業に従事しています。
ガバナンス・平和構築部に所属し、開発途上国政府に関する公共財政管理における技術協力プロジェクトなどを担当しています。


―― 現在の仕事を選んだきっかけ、理由をお聞かせください。

高校2年生の時に、若干安直ではあったのですが「アメリカにいけば、世界の流れが分かるのではないか」と思い、交換留学でアメリカに行きました。しかし、当時訪れたアメリカはドナルド・トランプ氏が大統領選挙に当選するなど自分が想像していた以上に自国ファースト・排外主義を掲げており、世界における人種や宗教、文化等の多様性に触れられる環境ではなかったことが、自身にとって衝撃的な気づきとなりました。その気づきを活かし、自分の価値観が通じないような世界に飛び込んで、自分が生まれ育った世界・地球をもっと知りたいと思うようになり、高校卒業前に東アフリカのタンザニアにバックパッカーとして一人旅をすることにしました。タンザニアでは、自身が生まれ育ってきた日本社会とは180度違う人々・文化・生活・世界観が待ち受けており、現地社会に溶け込んでタンザニアの方々と一緒に生活を共にすることで、自分が18年間の人生で培った価値観の殻を破り、視野を広げる貴重な経験をさせて頂きました。そのような背景もあり、「様々な国・社会の人々と関わり、多くの価値観に触れられる」、そんな仕事がしたいと思い、現在の仕事を選びました。

洋々 卒業生インタビュー 上智大学
[南スーダン ミッション派遣時の様子(国際協力の現場から)]


―― 実際に仕事で現地に足を運ぶことで、どのようなことを感じていますか

社会人として現地の人々とお仕事をさせていただく中で、勿論、金銭的な格差はありますが、開発途上国と言われる国に住む人々にも彼らならではの生活があり、土着の宗教や文化を尊重し、対等な立場であることをより強く意識するようになりました
現場に身を置き、自分の目で実態を見て、その環境で生きることで、得られる経験は凄く大きいと思います。
今、受験生の方や大学生の方にも人生経験として、是非「自分の考えていることが本当にその通りなのか?」、自分の目で確かめる機会を持ってほしいなと思います。
 

② 俯瞰的に物事を捉える力が鍛えられた、受験生時代


―― 上智大学総合グローバル学部を受験された経緯を教えてください。

通っていた高校が大学の付属校だったため、もともとは内部推薦での進学を考えていたのですが、アメリカ留学の結果英語力がついたこともあり、もっと何かチャレンジしてみたいと思い推薦入試での受験を決めました。
大学を探していた中で、「英語を使って、海外と関わる仕事をしたい」と考えていた自分に一番フィットしたのが上智大学総合グローバル学部です。
上智大学のオープンキャンパスやイベントに参加した際の、国際機関の方の講演が印象に残っており、国連でのインターンシップや実務型研修等国際機関との結びつきがある点に魅力を感じました。


―― 洋々に入塾したきっかけについても教えてください。

上智大学の公募制推薦入試を準備する中で、元々は洋々以外の受験対策塾に通ったりしながら志望理由書を書いていたのですが、出願の一週間前に、担任の先生に「内容に疑問がある」と言われてしまいました。そこで、もっとしっかり内容を詰めて見てくれる塾を探す中で洋々を見つけ、出願期限の直前に駆け込みました…(笑)


―― 洋々受講生時代のサポートや思い出はありますでしょうか?

GMの清水さんや江口さんはじめ、受講生である私の事を面倒見よく見てくださって、アットホームな雰囲気だったことをよく覚えています。
授業前後のさりげない声がけ、フォローや、担当のプロフェッショナル講師の方が的確に自分が面接官に対して表現したいことを汲み取って形できるようアドバイスしてくれたことがよかったですね。


―― 推薦入試を通じて洋々で得た学びが今の自身の活動にどのようにつながっていますか?

自分の人生を俯瞰的に捉えた上で、将来の進路について分析する力が推薦入試(総合型選抜・学校推薦型選抜)を通じて養えると思います。大学に入学する前に、自分がどのように生きていきたいかの軸ができると、大学での活動や就職活動においても役に立つと思います。人生を俯瞰して捉えるという意識は、社会人になった今でも大事にしています。


―― 洋々では、メンターとしても活動をされていたと伺っています。メンターの活動で得た学びはありましたか?

サポートを重ねるにつれ、受講生が自分の意見ややりたいことを語れるようになっていくのが嬉しかったです。彼ら自身ができる限りの準備をし、後悔なく、すかっとした気分で本番に挑む姿を見た時はやりがいを感じました。
そして、合格した受講生が今度は自分と同じメンターとして活動する姿を見るのが凄く嬉しかったです。

 

③ 自分の感性、目で見ること、そして楽しむことを大切に

洋々 卒業生インタビュー 上智大学


―― 今後の展望について教えてください。

向上心や行動力は持ち続けていきたいと思っています。自ら飛び込んで行動すればするほど広がる世界があるので、常に自分のアンテナを張って、関心分野を追求していきたいです。
それが自分のキャリアや人生に繋がっていくと思います。
自分が持つ可能性は無限大、その中でどのような方向を選ぶべきか、自分がやりたいと思う感性を大事に活動していきます。


―― では最後に、総合型選抜・学校推薦型選抜の受験を考えている受験生たちにメッセージをお願いします。

大事にして欲しいなと思うことは3つあります。
一つ目は、自分の感性を大切にすること。
二つ目は、自分がふと感じた問題意識や疑問は自分の目で確かめること。
三つ目は、自分の人生を楽しむこと。

プラスに行くにもマイナスに行くのも自分次第。与えられた機会の中で、人生を楽しんで欲しいです。チャレンジした結果がどうであれ、自分がどう人生を楽しんでいくかを考えて進んでもらえたらと思います。

 

インタビュアー:飯田匠音
2024年1月 於 洋々

 

 

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