高校時代はやりたいことにとことんチャレンジし、国際基督教大学(ICU) AO入試に見事合格!
「メンターさんとの会話を通じて自分とも向き合えたので、出願が終わった時には合否関係なくやってよかったと思えました。」
Aさん
私立高校
国際基督教大学 教養学部 ICU特別入学選考(AO入試)Aカテゴリー 合格
ICUを志望したきっかけを教えてください。
父が卒業生で親戚にも卒業生が多く、お花見やICU祭に行ったりと以前から馴染みのある大学でした。
高校に入りいよいよ大学受験というところで、いろいろな大学のパンフレットを見比べるなかで、2年生までリベラルアーツ教育の下、自分のやりたいことを考えられる点や、海外留学の支援制度が充実している点からもやはりICUがいいと思い志望しました。
高校時代はどんなことをしてきましたか?
自分に何が出来るのかを試したくて、研究会やイベントのリーダー、1年間のオーストラリア留学時にワークショップの開催等を行ってきました。
やりたいことができた濃い3年間でした。
AO入試を受験しようと思ったきっかけを教えてください。
一般入試と違って人間性や実績を評価してもらえる入試なので、これまで私が行ってきたことを全て見せることができると考え、AO入試を志望しました。
高校1年生のころからAO入試は意識していたのですが、入試のために活動してきたという訳ではなく、こんなことをしたいという自分の興味に従っていろいろと取り組むなかで気づきや学びを得てきました。
志望動機はどのように書きましたか?
教育を中心とするテーマにして、学歴偏重の考え方があるなかで、子どもたちが生まれた家庭の環境によって諦めてしまわない社会をつくりたいという思いを伝えました。
出願書類の準備はどのように進めましたか?
5月終わりごろに洋々に入塾し、準備を始めました。まずはこれまでの経験の振り返りをしていったのですが、サポートしてくださったメンターさんのお蔭で、なぜそれをやったのか、それにはどんな意味があったのかといった本質的な部分を考えることができ、その後の志望理由書作成、面接準備の際にとても役立ちました。
実際に文章化し始めたのは最後の方でした。メンターさんから常々「息を吸わないと吐けないよね?」ということを言われており、確かにそうだと感じ、深く考えることを続けてきました。文章化の際はそれまで溜めてきたことを吐き出すように文章にしていきました。
準備のなかで特に大変だったことは?
考えを文章化するのが一番苦戦しました。自分自身のことについて書いているので、何かを指摘されるとすごく悩みましたし、「なんで伝わらないんだろう?」と思うこともありました。
書く際は志望理由書で問われていることに着実に答えるようにしつつも、しっかりと自分が出るような書き方を意識しました。
また、サポート後にメンターさんが書いてくださるサポート記録というものがあるのですが、それが大変励みになりました。サポート記録は自分の鏡だと思い、毎回プリントアウトして、ファイルに入れて読み返してきました。フィードバックがあるのがとても嬉しかったです。
本番の手ごたえはいかがでしたか?
当日は緊張と不安でいっぱいでしたが、面接では面接官の方が笑顔で頷きながら聞いてくださったので話しやすく、自分らしさが出せたかなと思います。面接後に用意されているティーパーティーも楽しめました。教授や他の受験生とも話して、来年の春また会えるといいねということを伝えあいました。でも終わった時の手ごたえは何ともいえませんでしたね。自信満々ということはなかったです。
どんな大学生活にしていきたいですか?
高校3年間でいろいろなチャレンジをして得たこともある一方で反省点もありました。大学ではその課題に挑戦するとともに、就職活動のための4年間ではなく、自分のやりたいことをやり充実した大学生活にしたいと思います。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
まだ高1、2年生ならば、好きな事をとことんやるのがいいと思います。それがたとえ小さなことでも今後にとても生きてくると思います。
面接に関しては具体的なアドバイスになりますが、すべての質問に対して1分で語れるように準備しておくことです。あとは人の目を見て、笑顔で自分の意見を伝えられることが大事だと思います。
最後に本当にAO入試を受けてよかったなと思います。いろいろな活動を通じて多くの気づきがあり、メンターさんとの会話を通じて自分とも向き合えたので、出願が終わった時には合否関係なくやってよかったと思えました。もしAO入試受験を迷っていたら受けてみるべきだと思います!
どうも有り難うございました。Aさんの今後のご活躍を、洋々のスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。