差別のない社会の実現という目標と徹底的に向き合い、津田塾大学総合政策学部AO入試に合格!
「対話の中で私のもつ問題意識を洗い出し、それを深めていくというやり方がとても合っていました。」
中谷 恵綸さん
東京都 私立朋優学院高校
津田塾大学 総合政策学部 AO入試 合格
合格おめでとうございます!合格した今の気持ちはいかがですか?
ひと安心しました。入学までの時間で大学から提示された事前課題と、やりたかった計画を実行に移したいと考えています。そうした時間ができたのはよかったです。
津田塾大学総合政策学部を志望したきっかけを教えてください。
もともと親から女子大が向いていると言われていたのですが、高2の時に津田塾大学のオープンキャンパスに行ったところ、「ここに通いたい」と直感的に思いました。そのなかでも、これまでプログラミングやデータサイエンスをやってきたので、それを活かせる総合政策学部を志望しました。
なぜAO入試で受験しようと考えたのですか?
あまり体力がある方ではないため、長期戦となる一般入試では思うような結果が得られないのではないかと考え、早い段階からAO・推薦入試を考えてきました。
また、これまでの経験や資格を活かしたいという思いがありAO入試での受験を決めました。自分にとっては合格への近道だと考えました。
高校時代はどんなことに取り組んできましたか?
プログラミングスクールに通い、Swiftという言語でiPhoneアプリを作ってリリースをしました。
また、2年冬~3年春まで学校の制度を使ってニュージーランドに中期留学に参加しました。多文化が共存するニュージーランドでの経験は、私の問題意識でもある差別のない社会の実現に向け学びが多く、実りある3ヶ月間でした。
出願書類はどのように準備しましたか?
洋々に高3の8月に入塾し、そこから1ヶ月半くらいで完成まで漕ぎつけました。サポートでは、洋々のメンターさんと自分が何をしたいのかについてディスカッションを通じて明確にしていきました。対話の中で私のもつ問題意識を洗い出し、それを深めていくというやり方がとても合っていました。そのような形で潜在的に考えていたこと、無意識的に思っていたことを言葉にし、私の問題意識と津田塾大学における学びをすりあわせることをひたすら行っていきました。
世代が近く感覚を共有しやすいメンターに対し、上の世代であるプロからまた違う視点で意見をもらうことで視野が広がりました。3人で考えると3人で違う意見が出てくるので、広い意見を取り入れながら書類を作成しました。準備期間があまりなかったのでハイスピードでやっていきましたが、最終的にはしっかりと形になりました。
小論文はどのように準備しましたか?
洋々の小論文サポートを受講し、類題を多く解きながら弱いところを見つけていただき、その点を改善していきました。文章を書くことは好きだったのですが、小論文を書いた事は無かったので、小論文の書き方を一から教えてもらいました。また、過去問から傾向を掴み、その周辺知識に関する確認も行っていただきました。そのおかげで本番も落ち着いて臨むことができました。
面接はどのように準備しましたか?
面接は学校の担任の先生に3回ほど練習してもらいました。基本的な質問が重要だと感じたので、自分なりに根拠のある答えを考えました。また、時事問題を用いてアドリブで答えを返す練習をしました。本番では想定外の質問もありましたが、動揺することなく受け答えができました。
洋々のサポートで良かった点があれば教えてください。
とても親身に接してくださり、話したいことが話せました。また、いつも質問のメールにはすぐに返信をしてくださり、試験直前の不安な時にもなんでも相談できたので、変なところで焦ることがなく本番に臨めました。とても心強かったです。
本番当日はいかがでしたか?
緊張に弱いのですが、当日は思ったよりも緊張しませんでした。しっかりと準備したので大丈夫という気持ちでした。
小論文は得意分野が出たのでラッキーでした。面接では最初に面接官の先生から「緊張しないで大丈夫」と言われ、とても話しやすい雰囲気で話すことができました。しっかりと人柄見ようとしてくださっているという雰囲気でした。
これ以上できることはないと思えるまでやれたので、悔いがなく、すっきりした気分で帰ることができました。悔いのない受験がしたいと思っていたので、あとは結果がついてくればいいなと思いました。試験後は他の受験に切り替えて準備していきました。
入学後の抱負を教えてください。
差別に対する問題意識があるので、その解決のための学生団体を作りたいと考えています。様々な立場の人が差別問題について意見を言える場を作りたいです。入学前から準備をしていきたいと思います。
今後、受験する方へのアドバイスをお願いします。
自分が今解決したいと考えている問題に対する気持ちを曲げることなく、それを解決するための最短ルートを考え、突き詰めていけば進むべき道が見えてくると思います。ぜひがんばってください。
どうもありがとうございました。中谷さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。