3年間のスイス留学で得た気付きとグローバルな問題意識をもとに、同志社大学グローバル地域文化学部に合格!
「洋々のサポートでかなり深い段階まで掘り下げた質問を考えていたので、本番の面接で聞かれた質問に難なく答えることができました。」
S.M.さん
スイス公文学園高等部
同志社大学 グローバル地域文化学部 自己推薦入学試験(公募制) 合格
合格おめでとうございます!今の気持ちを教えてください。
ありがとうございます。書類で合否が分かるのですが、郵送された封筒がなんとなく薄くて、良い結果を期待していませんでした。なので、合格が分かったときは、そのことに驚きつつ、とても嬉しかったです。
同志社大学グローバル地域文化学部を志望したきっかけを教えてください。
高校がスイスにあるということで、自然とグローバルな問題に目を向けるようになっていました。その中でも、高校の「グローバルイシュー」という授業で、グローバルの視点と地域の視点を組み合わせて社会問題を考える手法を学び、非常に興味を持ちました。そこで、興味分野に合致しているグローバル地域文化学部を志望しました。
なぜ公募入試で受験しようと考えたのですか?
スイスに留学していた3年間の経験を入試で活かしたいと考えたからです。また留学のために打ち込んだ英語の勉強や、留学生活に本気で向き合ってきたその姿勢を、公募入試で評価してもらいたいと思ったからです。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
スイスでは、日常を生きることだけでもとても大変だったので、「生きる」ことを頑張っていました。現地にいる間には、感染症流行の時期と被ったり、日本人差別も受けたりと、なかなか経験することのないことを味わってきました。その日々の中で、自分がマイノリティになった経験は、日本でのマイノリティの存在に共感し、気付く人材に成長させてくれたと思っています。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
出願書類は、6月の終わりに書き始めました。テーマの変更をする際は、メンターの方に多くの参考資料や論文をお勧めしていただきました。自分よりも知識を有する人がそばにいてくださることや、支えてくださることの心強さを実感しました。
小論文試験に向けてどのような準備をしましたか?
小論文のサポートでは、慶應義塾大学FIT入試に向けた対策をしていましたが、その対策が同志社大学の受験でも活かされたと思います。というのも、同志社大学の過去問の情報がほとんどない中で、当日は1400文字もの字数を求められる問題が出題され、びっくりしました。しかし小論文のサポートでエキスパートの方に教えていただいた構成やコツを思い出して、落ち着いて対応することができました。サポートでは、どこの大学の受験でもきっと活かせるようなものが得られたと思うので、本当に受講して良かったです。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
面接に向けて、大学に関することを徹底的に調べ上げて準備してきたつもりでしたが、当日は試験会場に入室するなり、英語での質問が始まったので本当に驚きました。正直なところ、予想していたことは一切聞かれなかったのですが、サポートでアドバイス頂いた、結論を先に言うことや、まずは構成を考えてから発言するといったアドバイスを思い出して、冷静に対応することができました。
入学後の抱負を教えてください。
入学するグローバル地域文化学部は、「人々の悲しみに共感する」という理念を掲げているので、自分も一学生として、それを進んで実践していきたいと思っています。そして将来的には、自らの手で、希望ある共生社会を構築していきたいです!
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
洋トピアという、メンターの方々が在中している自習室を利用できたことです。様々な学部に所属され、多方向の学問に精通していらっしゃるメンターの皆さんと議論を重ねることができたので、とても楽しかったですし、毎回新たな視点を得ることができました。非常に貴重な体験だったと思います。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
受験生には、「迷うことは当然だよ」という言葉を伝えたいです。私自身、自分の目の前に広がっている興味や問題に積極的に向き合って、悩んでは洋々で相談して解決して、また悩むということを繰り返していました。悩みを解消する場としての洋々はとてもありがたい存在でしたが、何よりもまずは自分の頭でじっくり考えるという過程を大事にしていただけたら良いのではないかなと思います。
ありがとうございました。S.M.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。