若女将として育った経験が未来を拓く!不芳続きを乗り越え自分のペースで掴んだ、津田塾大学との縁とまちづくりへの道
「併願のスケジュール調整もうまくいかず、書類に十分時間を割けなくて不合格が続いた時期は本当に苦しかったです。総合型選抜に挑戦する人は早めの準備をおすすめします。」
A.T.さん
津田塾大学総合政策学部 総合型選抜 合格
共愛学園高等学校

合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
合格発表はひとりで自分の部屋で見ました。封筒に「合格通知在中」と書いてあって、しかも分厚かったので、開ける前から「これは…?」と少し予想してしまって。でも実際に“合格”の文字を見た瞬間、安心と嬉しさが一気にこみ上げました。
気づいたら小学生ぶりにベッドの上で飛び跳ねていました。そのあと家族にすぐ報告しました。
まだ実感はそこまでないけれど、気持ちはすごく楽になりました。通っている高校の中でも進路が決まるのが早い方だったので、残りの学校生活を前向きな気持ちで楽しめるのが嬉しいです。
津田塾大学総合政策学部を志望したきっかけを教えてください。
高校が女子クラスだったこともあって、家族から「女子大もいいんじゃない?」と勧められたのが最初のきっかけでした。そこから津田塾大学が視野に入り、オープンキャンパスに行ってみたら雰囲気がすごくよくて。受験時期もほかの大学の総合型選抜と重ならず、タイミングも合っていました。
総合政策学部の学びが自分の興味とぴったりだったことや、家族の知り合いに津田塾の卒業生がいたことも後押しになりました。
なぜ総合型選抜で受験しようと考えたのですか?
高校自体が指定校推薦や専門学校への進学が多い学校なので、推薦入試は自然と身近な選択肢でした。ですが、長期入院した経験があり、出席日数の面で指定校が難しいかもしれないという不安もありました。それもあって、出席日数の比重が重くない入試を探すようになりました。
また、人と話すことが好きで、家族の仕事の手伝いを通して得た経験が多かったので、それを活かせる入試に挑戦したいと思っていたこともきっかけのひとつです。高3の初めには「総合型選抜でいこう」と決めていました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
3歳ごろから祖父母が営む旅館の手伝いをしてきました。店番、料理、布団の準備、接客など、いろいろな仕事をしてきて、ずっと“若女将”のような存在でした。始めたきっかけは祖母のすすめが大きいです。
夏は高校生が合宿で宿泊に来るのでとても忙しくなります。夏休みや冬休み、年末年始など、みんなが休む時期ほど忙しくなる。でもその忙しさがどこか楽しくて、高校生にしては珍しい体験をさせてもらっていたと思います。
その中で地域への愛着が自然と生まれ、観光業や宿泊業、まちづくりに関わる政策にも興味を持つようになりました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
高3になるタイミングで洋々に入りました。メンターやプロと議論しながら、自分の経験や興味を深掘りして、テーマの方向性を一緒に考えていきました。
総合型選抜のみでの挑戦を決めていたので、いろいろな大学に出願していました。SFCなど倍率の高い大学も多く受けたので、不合格が続き落ち込む時期もありました。でもその過程で考えたことが、後半の出願書類の質につながっていき、だんだん文章が具体的で伝わりやすくなっていくのを感じました。
夏休みがいちばん大変で、朝早く起きて、午後から校舎でサポートを受けて夜まで書類を直す、という毎日。出願が近づくと毎回しんどくて、スマホや趣味の編み物は自分で禁止していました。息抜きはコーラと麻辣湯でした。
プロの講師が自分の意見を否定せずに聞いてくれたのが本当に嬉しかったです。GMも丁寧に書類を見てくださいました。気にかけてくれる人がたくさんいることが心強かったです。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
津田塾大学向けには2回ほど練習しました。話すこと自体は好きなので苦手意識はありませんでしたが、話しすぎてしまうところがあるので、要点をつかんで話す練習を重点的にしました。
あとは、丁寧な言葉遣いや、面接にふさわしい表現を教えてもらえたのがありがたかったです。
本番当日はいかがでしたか?
面接の感触は比較的良かったです。面接官に海外の方がいて、初めは「英語で聞かれるのでは…?」とびっくりしましたが、日本語で安心しましたし、難しい質問にも自分なりに答えられました。
前日にGMから「今の自分でいけば大丈夫」「教授との会話を楽しんでおいで」と言われたのを思い出して、少し背伸びしてでも自信がある雰囲気で挑めたのがよかったのかもしれません。
入学後の抱負を教えてください。
もともと資格を取るのが好きで、少し“資格マニア”なところがあるんです。合格という文字を見るのが嬉しくて。宅建にも興味がありますし、韓国語の勉強や英検準1級にも挑戦したいです。
やることが決まっていると頑張れるタイプなので、資格の勉強を積極的にしていきたいです。まちづくりへの関心も大きいので、出願書類に書いたような政策分野の学びも深めたいと思っています。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
入塾前は自分のやりたいことがぼんやりしていたのですが、一緒に経験を結びつけて考えてくれたのが本当にありがたかったです。いろいろな大人が自分に向き合ってくれる場はとても貴重でした。GSスタッフの挨拶にも励まされていましたし、声をかけてもらえることが嬉しかったです。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
私は受験を終えて、後悔はありません。だからこそ「後悔しない受験をしてほしい」と伝えたいです。
夏休みは忙しく、併願のスケジュール調整もうまくいかず、書類に十分時間を割けなくて不合格が続いた時期は本当に苦しかったです。だからこそ、総合型選抜に挑戦する人は早めの準備をおすすめします。
秋に学校が始まると忙しくなり、書類が思うように進まなくなるので、夏休みの時間を大切にしてほしいです。総合型選抜は時期が早いので、周りのペースに流されず、自分のペースで進めることが大事だと思います。
ありがとうございました。A.T.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。


