倍率15倍という厳しい競争率の看護医療の人気大学に、社会人入試で見事合格
働きながら受験対策をしているので、突然仕事が入ることもありました。そのような場合でも洋々の事務局の人がこまめに日程調整してくれるので、安心しました。色々な面でサポートして貰えたので、洋々と出会えて本当にラッキーだと思っています
社会人(歯科技工士として働きながら) 東京医療保険大学 合格 |
清水 信朗:(洋々代表取締役)
この度は東京医療保健大学への合格、おめでとうございます。
倍率15倍という狭き門でしたが、見事、栄冠を勝ち取られましたね。
10倍以上の高倍率が当たり前の看護医療系に、日々仕事をこなしながら合格したS さんの経験談は、必ずや、他の社会人受講者の方々の参考になると思います。本日はよろしくお願いします。
AO入試を志したきっかけ ~ 洋々に入会するまで
清水(洋々代表取締役):
AO入試の受験を考え始めた時期、及びそのきっかけについて教えてください。
S さん:
今年の3月ぐらいです。現在は歯科技工士として、とある歯科医院で働いているのですが、常々もっと直接患者さんを支えられたら……と思っていました。
そこで看護系の大学の受験を決意したのですが、高校時代からブランクがあったため、学科試験のないAO入試を選択しました。
S さんが洋々に入会されたのは確か、6月終わりでしたね。
それまではどんな対策をなさっていましたか?
市販の参考書を読んでいました。うろ覚えですが、「志望理由書の書き方」とか、「小論文の書き方」といった感じのタイトルだったと思います。読む限りは簡単そうなのですが、実際に志望理由書や小論文を書こうとすると手が動かなくなって困りました。どんな構成で、そもそも何を書けばいいんだろうと。
そんな時、たまたまネットで洋々のHPを見つけ、「AO・推薦入試説明会@横浜そごう」に申し込みました。
「このままではまずい!」と思いました。(笑)
AO入試のポイントに始まり、志望理由書の作成、面接の対策、小論文の学習法と、聞いたことがないような話ばかりでした。しかも、どれも予想外の角度から説明されていた気がします。
「志望理由書は大学へのラブレターだと言われるけれど、では、もてる人ともてない人では、どの辺りに違いがあるのか」とか。
これは、自分一人の力で勝つのは難しい、プロの助けを借りた方が早いと思いました。
AO入試で得たもの
AO入試の対策を行うことで、どんな部分が成長したと思いますか?
特に、表現力が上がったと思います。私はもともと表現に無駄が多いんです。(笑)たとえば、志望理由書で多めに書いた箇所が添削でバッサリ削られたり、面接で一生懸命話したことが、「それは要するに~ことですね」とあっさりとまとめられてしまったり。
それが、最近は仕事やプライベートで、言いたいことがすんなり出てくるようになりました。「伝えたいことはあるのに、イメージ通りの言葉が浮かばず悔しい!」といったことが減ったように思います。
模擬面接で、「自分の意見を思いつくままに喋る → 厳しく追及される → 追及を避けるために、余計なことは言わなくなる」といったことを繰り返すうちに、少しでも的確な表現を選ぼうとする姿勢が身についたせいかもしれません。
本番の面接について
東京医療保健大学の面接の印象は如何でしたか?
一言で言うと、「簡単」でした。8割ぐらいまでは洋々の事前アンケートで問われるようなオーソドックスな質問で、こちらの答えに対して再質問が来ることも少なかったです。
普段、洋々の模擬面接で厳しく突っ込まれるのに慣れていたので、ちょっと物足りないくらいに感じました。「もっと突っ込んでくれた方がより自分をアピールできるのに」とか。
ただ、余裕が出来過ぎて、途中で友達と話しているような気分になってしまいました。「歯」について質問されたときに、職業柄つい熱く語り過ぎてしまい、「だったら看護師にならなくてもいいだろう」と判断されたらどうしよう、と後から心配になりました。合格通知が来たときは本当にほっとしました。
洋々のサービスの良いところ、悪いところについてお聞かせ下さい。
良いところは、とにかく親身になって対応してくれたことですね。たとえば、急な仕事が入ったせいで小論文の提出が〆切ぎりぎりまでずれ込んでしまったのですが、書類作成部門の方が夜遅くまで対応してくれたおかげで、辛うじて間に合わせることができました。
それから、模擬面接では毎回、「 ~ という質問について、最低3つの答え及びその根拠を考えておくように」といった具体的な指示が与えられたので、目標が明確になってやる気が出ました。
あと、これはさっきの話とも被るんですが、突然仕事が入ったときも、事務局の方がこまめに日程調整をしてくれるので、安心感がありました。いろいろな面で強力なサポートをして貰えたので、洋々に出会えたのは本当にラッキーだったと思っています。
志望理由書の作成サポートや小論文指導に派遣させて頂いたメンター(家庭教師)は如何でしたか?
私はT先生に見て頂いたんですが、とてもいい方でした。私よりも年下なのに、的確にリードしてくれました。志望理由書を作る時とかも、私が「看護師は ~ あるべきだと思うんです」などと言うと、「本当にそうですよねー!」と熱く賛同してくれました。そのうえで、私が書いているとき表現に詰まると、今度は「ここはたとえば、 ~ という言葉を追加するか、もしくはこの段落自体を ~ と変えてしまうのはどうですか?」みたいに助け舟を出してくれたり。「 ~ と書きなさい」と一方的に押し付けるのではなく、あくまでも私が書きたいことを上手く引き出してくれた感じでした。
洋々のメンターは自身の文書作成能力や英語力はもちろんですが、それを他人に伝える能力があるか否かに重点を置いて、採否を決定しているんです。今度は逆に、改善した方がいい点もお願いします。
今だから言える話なんですが、ここ(模擬面接、プレゼンテーション練習の会場となる岩井ビル)の佇まいが怪しいので、最初に来たときは「怪しい会社なのでは?」と、ちょっと不安になりました。説明会の会場とのギャップが。(笑)しかし、一度お話を伺えば「本物だ」と分かるので、大丈夫だと思います。(笑)
社会人入試受験者へのアドバイス
社会人入試を志す方々にアドバイスをお願いします。また、試験当日、現役生との違いは感じましたか。
仕事と受験を両立させるに当たっては、やはり時間の管理が一番大変です。早い段階から多少の余裕を持たせてスケジュールを作成しておかないと、急な仕事が入った段階で「詰んで」しまいます。後は独力で出来る部分とそうでない部分を見極めて、後者についてはプロのサポートを受けることですね。
でも、そう言えば、私、提出前日になって証明書が一つ足りないことに気付いたため、それを取得するために仕事を一日休むことになってしまったんです。(笑)社会人の場合、要求される書類が高校生とは異なる場合が多いので、その点でも注意が必要です。
試験当日は、私の前の受験者が制服姿の高校生だったんですが、やっぱり若いですね。面接を受ける声が廊下まで聞こえてきて、「元気だなー」と感心しました。
[その他の受講生へのアドバイス]
続いて、洋々の他の受講生たちへのアドバイスをお願いします。
AO入試には長めの準備期間が必要となるので、折に触れ、やる気を高めることが不可欠です。私自身は、苦しい時は、看護師として病院で働いている自分の姿をイメージするようにしていました。それもなるべく具体的に。仕事だけでなく、病院の廊下の窓から見える風景を思い浮かべたりもしていました。
最後に
以上で、インタビューは終了とさせて頂きます。
洋々のスタッフ一同、S さんの看護師としてのご活躍をお心からお祈り申し上げます。
本日はわざわざご足労頂きまして、有難うございました。
こちらこそ、本当に有難うございました。皆さんが病気になったら、是非うちの病院にいらして下さい。(笑)