『タモリ倶楽部』から早稲田建築に興味を持ちAO入試で合格!
「洋々に入る前は自分の考えをぶつける相手がいなかったのですが、洋々ではメンターの方に自分の考えを理解してもらった上で議論ができたので有難かったです」
森原正希さん
東京都 私立芝浦工業大学附属高校
早稲田大学 創造理工学部建築学科 建築AO(創成)入試 合格
まずは早稲田建築を目指したきっかけを教えてください。
「タモリ倶楽部」というテレビ番組の中の「役に立たない機械」というコーナーで早稲田建築の研究室が紹介されているのを見て、自分がやりたいのはこういうことではないかと思い、早稲田で建築を学ぶことに興味を持ち始めました。内部進学の道もあったのですが環境を変えなきゃ、という気持ちが強かったので外部受験することにしました。高2の夏ごろから早稲田の建築AOを受けようと考えていました。本格的にAOの準備を始めたのは高3の頃です。それまでは建築に関する本を読むなどしていました。
書類はどのように準備しましたか?
高3になって洋々に通い始め、そこから書類の準備をしました。洋々に入る前は自分の考えをぶつける相手がいなかったのですが、洋々ではメンターの方に自分の考えを理解してもらった上で議論ができたので有難かったです。サードパーティチェックはよかったのでもっと回数があるといいなと思いました。最終的に納得のいく書類を提出することができました。
ドローイングの試験や自己PR資料はどのように準備しましたか?
筆記試験の過去問は一通り確認して、それぞれの問題に対してどう描こうかなと考えたりしていましたが実際に描いてみることはあまりしませんでした。正直なところ難しくて描けないと思う問題が多かったです。本番の問題はたまたま自分に合った問題だったので描くことができてそれなりに手応えもありました。自己PR資料は自分でつけていたノートを活用しました。そのノートは元々AO入試のために用意したものではなく、自分が気づいたことを何でも書き留めるためのものでしたが、試験の日が近づくにつれ建築に関係する記述がほとんどになっていきました。1次発表後にこのノートをまとめる形で自己PR資料を作成しました。自己PR資料の作成は結構大変で睡眠時間を削って完成させました。最終的には50ページ程度の資料になりました。
面接プレゼンはどのように用意されましたか?
面接で聞かれそうな質問を自分でまとめて、それを学校の先生に聞いてもらったりしました。プレゼンはボードを用意して本番ではそれを持ちながら話しました。
受験を振り返っての感想をお願いします。
基本的に楽しかったですし、自分の性に合っていると思いました。高校の先生はAO入試に対してあまり肯定的ではなかったのですが自分の信念を貫いてチャレンジしてよかったと思います。AO入試では、好奇心を元に主体的に学んでいくことが大事だと思います。ただ、面接本番で他の受験生が話しているのを聞いて、自分ももっと高校時代にいろいろな活動をしてもよかったと思いました。
入学までどのように過ごしますか?
クラスの同級生が受験勉強をしているので自分もしっかり勉強したいと思います。特に英語には力を入れていきたいです。早稲田からすでに課題が出ているのでそれもしっかりやっておきたいと思います。本もたくさん読みたいですね。
どうも有り難うございました。森原さんの今後のご活躍を、洋々のスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。