洋々のサポートを通じて将来を具体化し、早稲田建築AO(創成)入試に見事合格!
「建築家として何をしたいのか、どうなりたいのかということをすごく考えさせられる時間でした。」
E.K.さん
東京都 私立高校
早稲田大学 創造理工学部建築学科 早稲田建築AO(創成)入試 合格
建築方面を志すことになったきっかけは何でしたか。
中高五年間陸上部中長距離に所属していました。部活の仲間や顧問の先生と東京の街の風景や建物を見ながら走ることが多く、その中で東京をもっと自然と建物が融合したまちにしたいと思ったことがきっかけです。
早稲田大学建築学科を志望したきっかけを教えてください。
身近な大学であるということ、キャンパスの空間がとても好きだったということから早稲田大学を意識し始めました。しかし、学生さんや建築家の方等から話を伺っているうちに、海外との交流が活発ということや、教授が実際に世界で活躍されている方が多いということ、発想力を重視していることから、自然と建物の融合空間をつくるための基盤を築くことができる場所だと感じたのが、最終的な志望理由となりました。
建築AO入試(創成入試)を受験しようと思ったきっかけを教えてください。
創成入試の存在は高2の夏に早稲田大学のオープンキャンパスに参加し知りました。一般入試一本でいくのが不安だった一方で、創成入試を受験するかどうかは迷っていたところ、父から「受けなければ落ちたのと同じこと」と背中を押され、受験を決意しました。入試という合否がはっきり分かれるシステムを使って将来を考えたという経験は、これからいろいろな場面で生かされるだろうと確信しています。洋々はそのような価値ある経験を私につくってくださいました。
高校時代は主にどんなことをしてきましたか?
部活一筋でやってきました(陸上部中長距離)。学校としても個人としても強くはないのですが、工夫と努力で結果が必ず出る競技なのでハマっていました。部活のために学校に行っていたところもあります(笑)。そのため課外活動などは特にやってはいませんでした。部活で培った積極性、協調性、応用力が建築家としてどのようにして生きてくるのかを考えながら、アピールしました。
いつから出願書類の準備を始めましたか?
出願書類の準備自体は高3の9月から始めました。夏休みは一般入試の勉強に集中して取り組んでいましたが、建築家の方にお話を聞きに行ったり、安藤忠雄さんの講演会にいったりして建築について考える時間をとりました。準備開始は遅かったかもしれませんが、何かを前々からコツコツやっていくのが苦手なので、丁度良かったです。自分に合った、一番集中力を発揮できると思う期間を定めて、準備に取り掛かると良いのではないかと思います。
洋々の書類サポートはいかがでしたか?
初回は「創成入試の対策って一体どんな感じなんだろう?」と思いながらきましたが、何かの対策をするというよりは、自分の未来について話し合う場でした。建築家として何をしたいのか、どうなりたいのかということをすごく考えさせられる時間でした。
面接サポートはいかがでしたか?
面接サポートも入試対策として面接練習を行っていただいたのですが、書類サポートの時以上にまた深く将来について考える機会となりためになりました。最後のサポートでプロに言われた「いざ本番になったら相手の目を見て、笑顔で話すことだけ意識しよう」という言葉が心に響いて、本番もそれを意識して臨みました。
本番はいかがでしたか?
実は本番数日前に急遽模型を作って当日に持っていこうと決め、その制作が前日の深夜1時までかかってしまったうえ、デッサンにつけるコメントの練習もしていなかったので、不安要素を抱えての当日となってしまいました。しかし緊張をする時間すら無かったことから、明るく、自分という人間をアピールできたと思います。
入学後の抱負を教えてください。
「自然と建物の融合を東京に」という意志をさらに強めることのできる大学生活にしたいです。その為に大学での勉強を中心に陸上を続けるとともに、建築関係のアルバイトをしたいと思います。尊敬する建築家の作品のあるシンガポールにも留学に行きたいです。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
洋々でプロの方々と将来について考えたり、AO入試で合格された先輩から話を伺ったりしながら、情報を収集し、ポイントを押さえてください。ポイントは自分なりに情報から汲み取って押さえていくようにしてください。教授は受験生がやってきたこと、やりたいこと、デッサンの技術、文章力だけではなく、人間性全般を見ます。自分が教授にどのような印象を持って頂きたいのか、自分の何を知って頂きたいのかをしっかり考えて準備をしてください。一人一人によって、合格するための十分条件は違います。洋々は一人一人を丁寧に合格へと近づけてくださる場所だと思います。
また、面接は会話です。質問に答えるだけでなく、その質問に付け加えて何かを話すなどして、深みのある会話を目指すと良いと思います。笑顔と、真っ直ぐ目を見ることを忘れずに。これだけは誰しもがするべきことなのではないかと思います。
どうも有り難うございました。E.K.さんの今後のご活躍を、洋々のスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。