自らの興味分野をとことん追求し、文章の表現力を磨き上げて早稲田大学国際教養学部に合格!
「洋々のサポートのおかげで物事を深く考えられるようになったと思います。1つのテーマについて1ヶ月考えることもあって辛い時期もありましたが、思考力が身に付きました。」
阿部 稜さん
私立東京都市大学付属高等学校
早稲田大学国際教養学部AO入試(国内選考)(4月入学) 合格
合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
実は、本番の手応えがなかったので合格発表の日を忘れていました。母から突然「早稲田合格してるよ!」と電話がかかってきて合格を知りました。合計で4校受験しましたが、他の3校はすべて不合格だったので、嬉しいというよりも安心という気持ちの方が強いですね。今は学校の授業もほぼないので自動車の教習所に通いながら、ゆっくりと過ごしています。
早稲田大学国際教養学部を志望したきっかけを教えてください。
高校の成績があまり良くなかったので、最初はアメリカのコミュニティカレッジに行こうかと思っていました。その前に国内の大学の総合型選抜を受けてみようと思い、国際的な環境で学べる大学・学部を調べていました。その中で立教GLAP・法政GIS・慶應SFC、早稲田SILSがあったので、この4校に志望校を決めました。
なぜ総合型選抜で受験しようと考えたのですか?
幼少期を海外で過ごしていたので日本語に自信がありませんでした。一般選抜では他の受験生とは戦えないと思い、総合型選抜で受けようと思いました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
高校1年時は体育祭委員のクラスリーダーをしていましたが、2年時はコロナ禍で中止となりました。そこからは時間ができたので独学でHTMLを勉強して友だちと一緒にホームページを作っていました。映画が好きだったので毎日映画を観ていました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
高校2年生の9月に洋々に入塾して準備を始めました。最初は志望理由書を書くのではなく、自分が好きなものについてレポートを書くことが課題でした。メンターにレポートを見せて、内容と文章の表現力についてフィードバックをもらいました。高校3年生の7月頃にようやくテーマが決まりましたが、自分の好きなことばかりを考えていたおかげで知識が身に付き、大学で学びたいことを明確にすることができました。SFCでは資本と美術について書きましたが、メンターから自由記述のデザインをテーマに文章を少なくした方が良いなど、自分の背景に合わせてアドバイスをいただきました。メンターやプロと書類を仕上げた後にGM・清水さんにフィードバックをもらったことで、より内容の濃い志望理由書を作り上げることができました。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
面接サポートは4回受講しました。最初のサポートで想定問答集を作り、残り3回のサポートで模擬面接を行いました。自分で面接の様子を撮影して、動画の振り返りを行いました。プロには話すときの口癖をなるべく無くすようアドバイスをもらいました。高校では英語を話す機会が少ないので、英語ネイティブのプロと話すことができて本当に良かったです。自分が使っている言葉が少し幼く感じたので自分を大学生だと思い、あえて難しい表現を使うことを心掛けました。
筆記試験に向けてどのような準備をしましたか?
ライティングの講座を受講していました。エキスパートは英語ネイティブだったので、教科書通りの書き方ではなく、ネイティブならではの書き方を教わりました。課題を解いたあと、添削で直してくれた文章を参考にして、アメリカの大学生が書くような文章を心がけるようにした結果、ライティングの技術が上がりました。
本番当日はいかがでしたか?
少し油断していたせいか、試験内容が難しく感じて手応えがなく不安でいっぱいでした。今年は問題のレベルが高く、時間もギリギリに終わったので合格しているとは思いもしませんでした。
入学後の抱負を教えてください。
早稲田SILSは2年次に留学が必須ですが、自分が行きたい大学に行けるように頑張りたいです。できればアメリカに行き、そこの現地校に転入することも考えていますが、具体的なことは入学後に考えたいと思います。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
洋々のサポートのおかげで物事を深く考えられるようになったと思います。1つのテーマについて1ヶ月考えることもあって辛い時期もありましたが、思考力が身に付きました。洋々は個別指導なので課題は自分のペースで解くことができてWeb塾のメッセージ機能でいつでも提出できた点が良かったです。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
早稲田SILSを受験する人に向けたアドバイスになりますが、リーディングのレベルはNew York Timesがすらすらと読めるようになれば問題ないと思います。ただし、ライティングに関しては450文字を書かなければならないので、構成を考える力が必要になります。早い段階からの準備を心がけた方が余裕を持って本番の試験に臨めると思います。
ありがとうございました。阿部さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。