第58回:今度は韓国へ(その1)

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大小さまざまな事業に参加していると、その度にメーリングリストが作られます。事業が終わった後もメーリングリストは残され、メンバーたちからいろいろな情報が流れて来るのですが、つい先日「おっ!」と興味を引くものがありました。

「The 22nd Internatinal Youth Forum」
韓国政府が主催する国際交流プログラムで、8月下旬の一週間、世界約35カ国から計120名の代表青年が韓国に招集され、グローバルな課題について議論を行うというもの。各国の文化交流や、ソウル市内の視察もあるらしい。政府主催といい、参加する国の数といい、なんとも壮大なプログラム。想像しただけでワクワクします。これはもうチャレンジしてみるしかない!ということで、あっさり応募が決定。

しかし応募するためには、例によって、英語で小論文を書かなければなりません。ただでさえ英語の長文を書く機会なんてほとんど無いのに、「Utilization of Technology for World Peace and Role of Youth(世界平和に向けた技術の活用と青年の役割)」という、これまたスケールの大きなお題。そしてこのお題は、フォーラム本番でのディスカッションのテーマにもなります。各国の青年たちに興味を持ってもらえるよう、できるかぎり日本の事例や動向を踏まえて書きたいし、「Google世代」と呼ばれる若者なりの視点も取り入れたいし…。難しく考え出すと、結局すべてが嫌になって…の繰り返しです。

その度に「高ければ高い壁の方が…」と自分を奮い立たせ、Mr.Childrenの凄さを痛感し、レッドブルやコーヒーの力も借りつつ必死で書き上げた結果、ありがたいことに日本代表メンバーの一人として参加できることになりました。去年参加した「世界青年の船」事業の場合、日本の内閣府主催のため、日本代表青年は100人以上。それが今回は、たったの6人。単純に比較はできないけれど、一人一人の役割や責任は大きくなるはず。自分自身にプレッシャーをかけながら、夏までにしっかり準備していこうと思います。

更新:2011/05/14
慶應義塾大学 環境情報学部 水谷晃毅