第2回:ジャズ

未分類

こんにちは。前回はちょっと堅い話になってしまったので、
今回はもっとカジュアルなトピックにしたいと思います。
音楽のことも触れていきたいと書いたので、今回のテーマは音楽です。

まず、みなさんはどんな音楽を聴きますか?僕はJ-POP、洋楽、ロック、ハードロック、
メタル、レゲエ、ヒップホップ、フォーク、クラッシック、と、いろいろな音楽を聴いてきましたが
現在はジャズで落ち着いています。というかジャズしか聴かなくなってしまいました。
iTunesのライブラリでいうと、僕は6000曲所持していて、そのうちの6割がジャズです。
ということで今日はジャズを扱っていきたいと思います。

ジャズと聞くと、みなさんはどういったイメージをお持ちでしょうか?
「ジャズって、おっさんのやるものだべぇ インテリづらした客がブランデーグラスなんかこう、回してよぉ」
なんてイメージでしょうか(笑) (映画スイングガールズより)

おそらく多くの人が思っているジャズは、ピアノがポロンポロンと、いかにもおしゃれで、
静かな音楽ではないでしょうか?
具体的にいうと、Bill Evans(ピアノ)の音楽のような。個人的にはThe Boy Next Door,
How Deep Is The Ocean?, Alice In Wonderland(そう、不思議の国のアリスです)が好きです。
Youtube等で是非聞いてみてください。すっごいおしゃれです(笑)
似たような雰囲気でいうと、Miles Davis(トランペット)でしょうか。
Autumn Leaves(枯葉), Flamenco Sketches, So Whatなどが僕は好きです。

どちらもジャズですが、両者とも「コンボ」と呼ばれる少人数での演奏形態です。
ちなみにコンボとは一般的に3~8人で構成されるバンドで、ドラムス、ベース、ピアノ(トリオ)を最小とし、
これにギター、サックス、トロンボーン、トランペットなどが加わることもあります。
ドラムス、ベース、ピアノにトランペット1人だと4人で、カルテットと言われます。
ちょっと難しい言葉ですね。ちなみに5人はクインテット、6人はセクステット
7人はセプテット、8人はオクテットと言います。

さて、僕のやっているジャズはこのコンボとは違い、「ビッグバンドジャズ」と呼ばれるものです。
ビッグバンドは基本的に17人編成で、ドラムス、ベース、ピアノ、ギターの4人の「リズムセクション」に、
サックス5人(バリトン1、テナー2、アルト2)にトロンボーン4人(バス1人、テナー3人)にトランペット4人の、
13人から成る「ホーンセクション」を加えたものです。

実は、ビッグバンドジャズの曲はTVなどで至る所で使われています。
例えば、松本人志のすべらない話のテーマソングであるDinner With Friends.
他にもみなさんが聴いたことありそうな曲だと、A Little Brown Jug(茶色の小瓶),
In The Mood, Take The “A” Train(A列車で行こう。通称エートレ)といったのがあります。
ぜひ暇なときに聴いてみてください。
コンボよりも迫力があって、思わず踊りたくなるリズムが特徴ですね(これをスイングと言います。)

さて、長くなってしまいましたね・・・(汗)
みなさんが少しでもジャズに興味を持っていただけたら、この上なくうれしいことです。
それでは、また来週。

更新:2012-07-13 慶應義塾大学 経済学部 大塚 拓也