第4回:勉強

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こんにちは。僕は先日、期末試験が終わり現在は夏休みをエンジョイ中です。
といっても、一日をだらだら過ごしているだけですが。(笑)

さて、そろそろ皆さんも夏休みということで、現役の方も勉強に次第に集中していく時期ではないでしょうか。
そこで、今回は僕の思う「勉強とは何か」について話したいと思います。

勉強とは何か。何のために勉強をするのか。これは僕の年齢、経験ではまだハッキリとは分かりません。
学校で勉強することだって、将来役に立つのかわからない。たとえば僕は今年、
地学という授業を取って地震や火山活などの自然災害等について学んだが、
この知識が将来、いや、現在の生活の中で役立つかと言われたら、わからない。

そこで、僕にとって勉強とは何か。おそらく、何かについて勉強するということは、勉強の勉強でもあると思う。
僕は、大学受験を通して「勉強の方法」を学んだ。例えばどうすれば効率的に英単語を覚えることができるのか、
どうすれば論理的な文章を作ることができるのか、などだ。勉強の方法はいろいろある。
単語を覚えることなら、書いたり、見たり、聴いたり、言ったりして覚えることができる。
様々な勉強方法の中でどれが一番自分にとってベストな方法なのか、これを見つけることはとても重要なのだ。

というのも、自分に合った勉強方法を見つけると、それが他のことに応用できる。
だから、いわゆる「頭の良い」人というのは、多くの科目で高得点を取ることができる。
なぜなら「勉強方法」を知っているからだ。成績学年1位だとか、そういった人は、どういう方法で勉強すれば、
自分のものにできるのかを心得ているのではないだろうか。

僕は、受験勉強では英語と日本史しか勉強していないが(+小論文)、幸い、
自分に合った勉強方法というのを見つけられた気がする。日本史の勉強で得た知識は、
大学では役に立ったことがない。しかし、日本史という教科を勉強することによって体得した勉強方法は、現在でも役に立っている。

ということで、受験生の皆さんは、受験科目の勉強をすることも大切ですが、
「勉強する方法」を学ぶことも大切だと思います。せっかく一生懸命勉強するんですから、
それが入試のためだけで終わっては、もったいないです。

気に縁りて魚を求む(手段が間違っていては、成功させようと思っても成就しない:孟子)

それでは、また。

更新:2012-07-26 慶應義塾大学 経済学部 大塚 拓也