第359回:全日本実業団団体戦
前回の記事にも書いたけれど、今週末6月3・4日は全日本実業団団体戦だ。男子は3日が三部、2日が一・二部の試合が行われる。この大会は全日本実業団個人戦と違って毎年開催地が移動する。僕の実業団一年目は静岡藤枝市、二年目は秋田市、三年目の去年は宮崎市、そして今回は富山県小杉市での開催である。なかなかまとまった休みの取れない自分には特に関係がないと思っていた“北陸新幹線”の恩恵を思わぬ形で受けることとなった。分からないものである。
今回僕は二部の補欠でエントリーされている。「とうとう一部で使われなくなったか」と残念がってくれる人もいるかもしれない。僕も最初は少し寂しい気もしたが、「自分の目の前の相手に集中しよう」とすんなり切り替えて前向きに捉えている。それに僕のいるチームは二部で十分に優勝が狙えるメンツで構成されている。優勝しなきゃいけないとなると、きっといつも以上に緊張するんだろうけど、今のところけっこう楽しみにしている。
二部と三部は一部と違って試合ごとのメンバー変更や入れ替えが出来ない。つまり対戦する相手がトーナメント発表と同時にだいたい分かる。しかし僕は今回補欠での起用。どこで使われるかまだ分からない。良く言えば、ここぞという勝負どころに投入される、若干難しい立ち位置だ。ちなみにトーナメントの組み合わせとしてはなかなか嫌なところに入れられた。ベスト8以上は優勝まで、気の抜けない3試合になるはず。
先に書いたように、先のことを考えず、一つ一つ目の前の相手に集中して、チームの中での役割を踏まえ、戦っていきたい。