第439回:一月を終えて

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みなさん、お気づきだろうか。この冬、雪が降っていない。日本海側、北海道の方々には申し訳ないが、関東・関西都市部の話だ。厳密に言うと少しぱらついたことは何回かあったけれど、交通機関などに影響を及ぼすような降り方ではなかった。今まで人生で27回冬を越してきて、この「雪が降らなかった」ことがこんなに嬉しくホッとしているのは初めてだ。そう、駐車場事業者として、特にそこのIR担当として、胸を撫で下ろしているのだ。

僕の会社パーク24の駐車場、特にフラップ式(車を停めると下から板がウィーンと上がって、清算するまで出庫できなくなる式)はある程度の雪が降ると営業がストップする。センサーが雪で覆われたり、凍ったり、雪の重さ等の理由でフラップが動かなくなってしまうからだ。だから雪が降った時は、社員総出で、通常の仕事そっちのけで、一刻も早く営業を再開できるように雪かきに走り回る。この時ばっかりは、弊社の駐車場件数の多さを呪う。我々柔道部としては、最も分かりやすい形で会社に貢献できるチャンスではあるけれど、会社の利益を考えるなら降らないでいれくれると一番ありがたい。

 

もちろん、まだ2月。これから、まさかの大雪がないとは言い切れない。油断はできない。けれど、ひとまず第一四半期(2018年11月~2019年1月)は乗り越えたわけだ。

こればっかりは我々の努力ではどうすることもできないのだけれど、このまま2019年10月期、雪も、異常に強い台風も大雨も、地震もなく過ぎてくれることをただ願うばかりである。