第457回:三回目のフットサル

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今月中旬の週末、また久しぶりに会社の人に誘われてフットサルをやってきた。

ちなみに靴はサイズの問題で相変わらず買えていない。本気で買おうと大きい靴専門店で探し回ったが、30㎝くらいまでは売っていたものの、フットサルの靴って幅細めのデザインが一般的らしく僕のデブな足は入らなかったのだ。いくら探し求めても見つからない靴に嫌気がさして、フットサルを趣味にすることはほとんど諦めていたのだが、今回呼んでもらったそれは芝生ではなく体育館での開催だったから、僕がいつも履いているランニングシューズでも十分グリップが効くとのことで参加させてもらうことにした。

 

そして初めての体育館フットサルは、そのグリップのお蔭で、なかなか楽しかった。相変わらず思いっきり正確に蹴る技術がままならず、シュートはヘナチョコだったけれど、確実に前回までよりはチームに貢献できたような気がして嬉しかった。これでゴールなんかも決められるようになったらもっと楽しいんだろうなあ。中長期的に靴を探しつつ見つかるまでは体育館限定で参加させてもらおうかなあなんて考えている。

 

何回か参加させてもらう中で、段々と常識的な動き方なんかが分かってきたつもりでいるのだけど、未だによく分からないのがファウルの基準だ。流石に「やりすぎ」の場合は分かるけれど、球際の競り合いで、どこまでがセーフでどこからがアウトなのか、が全然分からない。きっと柔道の素人が柔道を見ても、何が技有で、何が一本で、さらに言えばどれが捨て身技で、どれが投げられているのか、区別が付かないのと同じ感覚なのだろう。そのため、やり過ぎてしまったところでちゃんと謝る、とかが出来ない。後でチームの人に「あれダメでした」と聞いてから謝る、みたいな、まるで意地を張って不貞腐れているやつだ。逆に言えば、どれだけ激しく当たられたり、足を蹴っ飛ばされたりしたところで、僕は何も気にならない。その場で丁寧に謝られても、「むしろあなたの足は大丈夫ですか」という感覚だ。なかなかこの道も先は長い。気長に楽しく続けていきたいものだ。