第480回:マラソン予行練習

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年末年始の帰省の際、青梅マラソンコースの3分の2程度20kmくらいを走ってみた。スタート地点より5kmほど奥多摩寄り、多摩川の南岸にある家から和田橋で多摩川を渡って青梅街道に出る。それが電車の駅で言うと奥多摩線の宮ノ平駅と日向和田駅の中間くらいで、そこから川井駅の少し先の本番折り返し地点までの10kmくらいを往復。本番に近いモチベーションで、今の自分で出来るところまでいこうと全力のペース走り。結果5:17/km。

正直な感想、思っていたよりも断然キツかった。何がキツいかというと、もちろん初めて走るコースでペース配分が分からないのもあるが、とにかく坂道がキツい。基本的には、奥多摩方面に向かって登り、青梅方面に向かって下りではあるものの、思った以上に奥多摩方面に向かって下りがあって、つまり青梅方面に向かって登りがある。こうなると、往路を何とか登り切って、復路は下りを駆け下りる作戦は通用しない。やっと折り返しと思った後もそれなりの登りがあると思うとなかなか萎える。

とは言え、このことを事前に身を持って知ることができたのは大きなプラスだ。本番で、復路の上り坂を前に絶望せずにすむ。それに、本番のコース20kmを目標よりもずっと速いペースで走り切ることが出来たのは自信になった。12月のバタバタであまり走れていなかったせいで2月の本番を前に少し不安になっていたところ、たぶん本番も大丈夫だろうという気持ちになれた。

あと一か月と少し、もはや大した成長は見込めないけれど、しっかり身体を造って後悔のないように準備していきたい。