第503回:コロナ疲れ

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そろそろ参ってきた。コロナのせいで何もしていない故、ここに書くようなことが何一つ思いつかないのだ。仕事に行く以外、これといったことを何一つしていない。全部一人で、トレーニングと勉強とギターの練習しかしていない。普段からそこまでルールを厳格に守るタイプの人間でもないんだけど、わざわざこの時期にリスクを冒してまで遊びに行きますか、と言われると、いやそれほど遊びたいわけではないんだよな・・・となり、なんだかんだちゃんと家でジッとする毎日だ。

そんな生活になってからもう3-4ヶ月も経つ。最初の頃は、あまりにも非日常的な状況にヒヤヒヤするような刺激もあったけれど、もう流石に慣れてきた。慣れて生活にメリハリがなくなってきた。ほとんど全てのことに対してモチベーションが上がり切らず、徐々に無気力になってきている。たぶんOFFというOFFがないせいで、ONというONがなくなってきているのだ。やっぱり遊びは必要なのだ、少なくとも僕みたいな人間には。

残念ながら、感染者が再び増えてきている昨今、東京都心に住んでいる我々としては、ウイルスはすごく身近に感じられる。すぐ隣の人が感染していたとしても最早全く驚かないし、一日の間に数人の感染者とはすれ違っているんだろうなとも思う。

最初の頃、半分冗談で考えた「数年単位でこんな生活だったらどうしよう」なんてことを本気で覚悟しなきゃならないのかもしれない。そう思うと気が滅入る。