第625回:納豆との別れ②
そして先月、尿酸値とは全く関係ないところで、たまたま会社の健康診断を受ける機会があった。去年の8月の診断から、だいたい半年ぶりの診断だ。前回、初めて心当たりのないネガティブな結果を受けた僕としては多少緊張して臨む健康診断だった。相変わらず健康な生活をして、考えられる原因を究明し、大好きだった納豆を断つという努力もしてきた。それ成果が試されるわけだ。「原因が納豆じゃなかったら・・・もし本当にただ歳のせいだったら」とか、最悪「このまま痛風になる運命なのだろうか」とかネガティブなことが頭をよぎる。軽く試合に臨むような心持ちだった。
結果、無事に尿酸値は正常で、健康の証:A評価を受けた。正直なところ、今だに「本当に納豆か?」と疑う気持ちはまだあるけれど、とにかく数値が下がった。ありがたいことなのでが、こういう結果になってしまうと、これから先も納豆はやめておいた方がいいのかな、という気になる。ヘルシーでタンパク質高くて、一般的に健康食だと言われているのに・・・思わぬ落とし穴があるものだ。非常に悲しいが、基本的にお別れだ。
余談だが、僕が尿酸値が高いという診断を受けた時、やれ「歳のせいだ」とか「酒の飲み過ぎだ」とか、無責任な想像で人の健康を揶揄した輩が少なからずいる。少なからず健康に自信を持っていて、普段の生活だって努力して健康的にしている僕としては、そこら辺の奴らと同じ次元で語られることに意外にも傷ついたし、悔しかった。だから、この限りなく発信力の低い場を借りて、声を大にして言いたい。
「みたか!お前らになんて言われようと、今、俺は健康だ!」