第645回:演奏会

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歌や楽器が好きな会社の友人に誘われて、ここ1年ちょい、3ヶ月に一回くらいの頻度で演奏会に参加させてもらっている。その会社の友人が、プライベートで属している歌や楽器が好きなコミュニティの演奏会だ。演奏会と言っても、特に観客を呼んだりする訳ではなく、ただ自分たちのやりたい曲を演奏して歌って、お互いのそれを聞くだけの、誰も犠牲にならないただの自己満足のイベントだ。

最初の頃はそのコミュニティの方々が主体で演奏していて、僕なんかはその休憩時間に遊び程度で歌わせてもらっていたのだが、ここ2~3回くらいは、徐々に僕の会社の友達の参加人数が増えてきて、僕らだけで一応バンドっぽくなってきている。そんなもんだから、毎回僕らで次回までの課題曲をちゃんと設定して、それぞれで楽器やら歌やらを練習して、演奏会で演奏してみるという流れが出来上がりつつある。

なんとなく想像がつくと思うけど、僕の友人たちも皆Mr.Childrenが結構好きなもので、課題曲は今のところMr.Childrenばかりだ。そしてまだまだギターの拙い僕は、演奏を他のメンバーに任せてボーカルばかりをやらせてもう贅沢をしている。前回の課題曲はアルバム曲の代表”彩り”、そして先週の回は”innocent world”をやった。

生バンドの演奏で歌うと、それがいかに難しいかが分かる。ただのカラオケとは全然違う。思いっきり腹から声を出しているのだが、後ろからの楽器の音に圧倒されて自分の声がほとんど聞こえない。当然音が合ってるのかも自信がなくなってくるのだが、とりあえず歌い切るしかないという状態。一応録画を見てみると僕の声も多少は聞こえるし、幸いなことにそこまで音も外していないからホッとするのだが、演奏中は割と怖い。アーティストがライブの時につけているイヤモニの大事さがよく分かる。

それにしても”innocent world”は苦しい歌だった。あまり裏声を使わずに高いところで歌わないといけないサビが苦しい。ラスサビはもう声がカスカスだった。たかが1曲でこんなことになるんだから、2~3時間のライブで20曲とか歌うプロの歌手ってレベルが違うなと思い知らされる。この前のMr.Childrenの30周年ライブで「櫻井さん声出なくなってる」なんて言って本当にごめん・・・と思った。こんな機会を定期的にもらえるなら、一回ちゃんとしたボイストレーニングとか受けてみるのもアリだなと考えているこの頃。