第650回:青梅市立第五小学校150周年①

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僕の母校である青梅市立第五小学校(五小)が今年150周年を迎えた。「150周年を記念して、11/23(木)の勤労感謝の日、学校を打ち上げ場所とする花火大会を開催する」というお知らせが青梅にある実家に届き、それが品川にいる僕にも伝達され知った。お知らせには花火大会をやるから寄付をお願いすると書いてあった。

言われてみれば僕が小学校在学中に125周年だか130周年だかのイベント的なのがあった気もして、そう考えると確かにここらで150周年か、と思うのだが・・・卒業してから早20年の月日が流れていることもさることながら、150年というのはなかなか凄い年月だ。もちろん学校と、増してや公立小学校と、企業を比べるものではないが僕の会社は去年50周年を迎えた。それでも凄い凄いと言われ、次の50年も成長していくために!と色々盛り上がっていたが、その3倍と考えるとパッと想像できる範囲を超えている。好奇心から小学校のホームページを覗いてみたりした。開校が明治6年(1873年)らしい。もはや歴史の授業で出てくる年号だ。Googleで検索すると、西郷隆盛らが議員を辞職した”明治六年政変”なる歴史イベントまで出てきた。年号だけ言われれば当然のことなのだが、自分の小学校と西郷隆盛が同じ時期に存在していたと言われると上手くイメージできなかったりする。それから関東大震災や世界大戦なんかも乗り越えつつ、今日まで学校として生きてきた訳だ。全くもって自分の功績ではないのだけれど、少しだけ誇らしかった。ここだけの話、慶應義塾高校が甲子園で優勝した時よりずっとOBとして身近に感じたし、嬉しかった。だから特に深くも考えず5千円だけ花火大会に寄付した。