第651回:青梅市立第五小学校150周年②
ここまで書くと、なかなか愛校心の強いやつだと思われるかもしれないが、小学校時代の僕はまぁ色々と問題を抱えたガキだった。ベースとして身体が大きく力が強く、エネルギーも有り余っていたから、とにかく毎日暴れ回っていた。理屈っぽくて下手に口が回るから、先生たちの言うことにも逆らいまくっていた(というより何一つ素直に言うことは聞かなかった)。一つだけ弁明をしておくと、陰湿な弱い者イジメなる的なものはしなかった。たまたま喧嘩した相手が自分より弱かったということはあるかもしれないけれど、わざわざ弱い者をターゲットにして、ちょっかいを出したり仲間外れにしたりすることはなかった。
加えて高学年になる頃には、たくさん習い事をさせてもらっていたお陰で、学校に行くことも少なくなった。だから小学校に対して「あんな勉強したな」とか、「あそこで遊んだな」とか、そういう思い出はあまりない。給食だけはちょいちょい食べに行ったな、くらいだ。まとめるならば、僕の今回の寄付は愛校心というよりも、「色々と迷惑かけたな」という贖罪の意が強いかもしれない。もしそうならば5千円ではとても足りないかもしれないけれど。
寄付をしたからには、という訳でもないけれど11/23はちゃんと青梅まで花火を観に行った。例によって既に亡くなった祖父母の家に車を停めて、花火大会が始まる18時の10分前くらいに学校に行った。祖父母の家は学校から100mくらいのところにある。小学校時代はよく帰りがけにチラッと寄って何か食べさせてもらったものだ。学校には給食だけ食べに行って、帰りにも何か食べて帰ってきて、何か食べるためだけに行動していた小学生みたいだ。