第652回:青梅市立第五小学校150周年③

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直前まで知らなかったのだが、学校内は打ち上げのために入場禁止となっていた。だからその周りで、各々適当な場所を見繕って観るスタイルだった。僕の実家は学校からちょうど1kmくらいのところにあるのだが、そこのすぐ近くの橋も鑑賞スポットとして案内されていたから、結構広い範囲で各々見ていたと思われる。

打ち上げ場所の学校の周囲は、街灯も少なく暗い中、近くに住んでいると思われる老若男女がパラパラとその時を待っていた。行くまでは「もしかして同級生に会うかも・・・挨拶されたらどうしよう、気がつけるかな?」などと思っていたが、完全なる杞憂だった。さほどたくさんの人も集まっていなかったし、とにかく暗くてチラホラすれ違う人の顔もほとんど見えなかった。流石に学校の周りくらいちょっと屋台が出たりしているのかな、お祭りムードになっているのかな、と思っていたのが・・・そんな気配は微塵もなくただ暗闇。「ホントに花火大会あるんだよね?」と言いたくなるような人知れず感が逆に楽しかった。

5分前に予報的な空砲が2〜3発上がった。どこから見ようか学校の周りをウロウロしていた僕は、まだ開始時間前だったし、思いがけない音量にビックリした。これだけ近くで聞くと、流石の大音量だ。そして18時ピッタリ、iPhoneの時計ベースで秒までピッタリに花火が打ち上がった。10秒前くらいからどこかで小学生くらいのガキがカウントダウンしていて、ピッタリに上がったことを馬鹿みたいに喜んでいた。小学生ってそんなもんだ。食べるためだけに行動していた僕だって悪くはない。