第715回:余計なお世話
「人の色恋沙汰に口を出すべきでない」というのが僕の一つのポリシーだ。結局、一番大事なことは“本人が幸せかどうか・楽しいかどうか”で、幸せかどうか・楽しいかどうかなんて本人以外に分かりようがないのだから。それに、僕が口を出したことで、その人の色恋が失敗してしまったら、僕には到底責任が取れない。そんな無責任なことはすべきでない。だから、人の道を大きく外れるような案件や、犯罪の臭いのするようなケースを除いて、僕は他人の案件に対して「こうすべきだ」的なことを言ったことはない。いつも「へー、いいじゃん」くらいのコメントで流している。
ところが世間には、僕とは全く異なる考えの人間が多いこと多いこと。何かにつけて口を出したがる連中が多い。それが僕以外の誰かに対する口出しであるならば、好きにさせてやればいいのにと思いながら、「自分はこの件についていかなる意思表示もしません」という至極中立的な表情をしてその場をやり過ごす。困るのは、その口出しが僕に向いた時だ。口を出されたくない僕は当然、自ら色恋について語ったりはしない(過去の笑い話なんかはするけれど)。基本的に自分で決めたいから相談もしない。そのため「周りの人から聞いたんだけど・・・」とか、もっと質が悪いのは「こんな噂聞いたんだけど・・・」という口出しが多い。最悪だ。そういうことを言われると、どんなに目上の人に対してでも、ムカつきを抑えるのにとても苦労する。小さな小さなこの場を借りて言いたい。頼むから放っておいてくれ。