第723回:継続は力なり①

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この前、超久しぶりに母校 慶應義塾大学に柔道の練習に行った。思い返せば、同じく大学で練習した時にモモの裏(ハムストリング)を肉離れして以来の柔道だ。このブログを見返すとそれが2022年9月のようだから、3年弱ぶり。僕の記憶が正しければその怪我以来、道着に袖を通してすらいない。色んな意味で本当に久しぶりの柔道だった。

なんでそんな超久しぶりに柔道なんてやろうと思ったかと言えば、もちろん試合が決まったからだ。67-8日に北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で開催される75回全日本実業柔道団体対抗大会の3部に今の会社の柔道部OB軍団で出場するのだ。そういえばこの前トーナメントが発表された。初戦から、なかなかに厳しい戦いが予想されている。しかしわざわざ北海道まで行って、早々に散るわけにはいかない。今から強くなることもないけれど、とりあえず出来る準備をするということで、練習に行ったわけだ。

そもそも、この試合に申し込むまで、柔道着を持ってすらいなかった。最後、引退間際に、モンゴルで開催された実業団ワールドカップみたいな試合に出るために作ってもらったブルー道着も、しばらく道場に放置していたらどこかに行ってしまった。たぶん処分された。まぁそれが残っていたとしても、国内の実業団の試合はブルー道着じゃ出られないし、弊社事情ながらその頃からは”Times”のロゴマークが変わっているから、いずれにせよ試合に出ようと思ったら新しく作り直さなきゃいけなかったのだけれど。出場が決まってすぐに、大量生産されている既製品で急いで注文して(現役の時はわざわざ採寸して、身体に合うものを作ってもらっていたが、今の僕には通常製品の既製品で十分だ)、今月上旬に届いた。試合に出るまでにも色々とやることがあって、ようやく練習に行くところまで漕ぎ着けた感覚があった。