第785回:富士山登頂③
次に装備の準備。富士山には入山時に持ち物チェックがあって、必要な装備を持っていないと入山を断られる場合もあるとのこと。“運動に適した格好”なんて腐るほど持っているけど・・・僕に足りないものは、登山靴と上下セパレートの雨合羽だった。
雨合羽は、ワークマンで4,000円くらいのを調達した。雨ゴルフの時も使えそうだし、悪くない買い物だと思った。問題は登山靴。おそらく僕は、登山を趣味にはしない。今回、富士山登頂を果たしたら、あとは冷やかし程度で、高尾山や青梅・奥多摩の小さい山をハイキングするくらいだ。そう考えると、高額なちゃんとしたやつは勿体無い気もする。とは言え富士山だ。普段のランニングシューズで登るのは少々心許ないし、そもそも入山チェックにパスできるか怪しい。5月1ヶ月間くらい悩んだ末、「普段履きもできる、ちゃんとした登山靴を買おう」という結論に落ち付けた。例によって僕は流行には全く無頓着だが、今、登山靴のような少し厳つい靴を街履きするのが流行っているらしい。他にも、登山靴は当然防水だから、雨の日の通勤なんかでも履ける(雨の日に履ける靴がない、というのはちょうど思っていたところだった)。そして5月末は、皆さんご存じの通り僕の誕生日。相方に買ってもらう誕生日プレゼントとしては、ちょうどいい。どこか適当な週末に、新宿のデパートに出かけ、流行りの登山靴ブランド“SALOMON”と“MERRELL”を履き比べ、デブ足にはMERRELLの方がフィットことを認識して、MERRELLの“MOAB 3”を買ってもらった。結局6月の梅雨時、雨の日の通勤・お出かけは全部これを履いて行った。ちゃんと登山以外でも、大活躍のMERRELLとなった。