第786回:富士山登頂④

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8月3日月曜日、登山当日、予定通り深夜の02:00に五反田(自宅)を車で出発した。

そこに至るまでは・・・、8月1日にだいぶ夜更かしをしたせいで、8月2日は一日中寝て、22:00頃に目が覚めた。流石にそこからまた寝ることはできないと諦めて、ジムに行った。1時間くらいウエイトトレーニングをして、24:00から1時間シミュレーションゴルフをした。どんなにアホでも「登山前に疲れるのは良くない(特に高山病という未知の敵と戦うにあたって)」というのは分かるけど・・・暇だったのだ。仕方ない。流石にウエイトトレーニングは上半身にしたから、大丈夫だと自分の中で整理した。

とにかく、トレーニングとゴルフから帰って、シャワーを浴びて洗濯して、02:00に出発した。結局、「営業時間外」とか、「当日にならないと分からない」とか言われて、特設駐車場から須走五合目までのタクシーは予約できていなかった。AIが教えてくれた「シャトルタクシーが待機しているものだから、心配ない」を信用して、とりあえず行ってみるスタイル。

途中でガソリンを補給したり、登山中の栄養補給用の食料をコンビニで買ったりしながらも、03:30には特設駐車場に着いた。“特設”って言うくらいだから、ある程度仕方ないかもしれないが、めちゃくちゃ分かり辛い駐車場だった。しかも駐車場の名前“須走多用途広場”と言うらしいが、それとは別に“須走多目的広間”なんてのもあって、しばらく迷子になった。駐車場の隅に、確かに大きなタクシーが停まっていたから安心したものの、運転手に聞いてみると「04:30に予約されている車」とのこと。シャトルタクシーなんてどこにもいない。AIに騙された。駐車場の入り口の守衛さんに、来てくれる可能性のあるタクシー会社の電話番号を聞き出し電話してみると「1台近くで待機している、すぐに向かう」とのこと。AIの言っていたのはこれなのか否か、よく分からないが、06:00始発のシャトルバスを待つという最悪の事態は回避し一安心。

特設駐車場から須走五合目までは、予定通り30分程度。五合目は、やっぱり下界より涼しめ。20度を超えるくらいか。長ズボンに半袖という格好。いちおう高度順応としてしばらくボーっとしてみたり、トイレに行ったりして、登山口に。登山口には仮設のコンテナみたいなのが設置されていて、6人くらいのスタッフがブラブラしていた。そこで入山予約のスマホ画面を見せたら、リュックに許可証みたいなのを括り付けられ、記念の缶バッジをくれた。この日の日の出は04:44予定。まだ真っ暗。「ライトは持っているか?」と聞かれたけれど、「もうすぐ日が出るから問題なし」と答えたら、あっさりと押してくれた。荷物チェックも特になかった。入山予約の際に書いてあったのは半分脅しだった。04:20、登山開始。