第743回:ゴルフ・コースデビュー①
この前の日曜日、ゴルフのコースデビューを果たした。今回の記事、僕にとっては何から何まで新鮮で、細かいことを書き連ねているのだが、ゴルフコース経験者からすれば「何を当たり前のことをつらつら書いているんだ」言われるような内容だ。あらかじめ断っておく。
今回行ったのは、千葉、内房南の南総ヒルズカントリークラブというところ。メンバーは、五反田の行きつけのバーで仲良くなった人たちで、僕含め3人。ゴルフは基本4人で回るものらしいが、下手っぴ4人だと時間がかかり過ぎて後の組に迷惑をかけかねないらしい。とは言え2人だとコース料金が割高になる(ところが多い)。だから3人くらいがちょうどいいとのこと。
そして3人とも、ゴルフは素人ないし、素人に毛が生えたくらいの実力で、全くもって気を使う必要のないメンツ。これもまた重要だ。ちょっと打ち損じた時、「もう一回やらして」が聞いてもらえるし、ゴルフ場でのマナーや常識などを、全くもって知らない僕が粗相したとしても、優しく指摘してもらえるからだ。
3人のうち、1人は女性、1人はクルマ係、1人はゴルフ場担当、という役割分担で、今回ゴルフ場は僕が予約した。とは言え、何を持って選べばいいか全く分からず、五反田からの所要時間と、価格帯だけ騙されていないか周囲に確認して、ほとんどエイヤーで適当に予約した。今回の南総ヒルズカントリークラブは、昼食付きで18千円/人。そんなもんなのかもしれないけれど、まぁ安くはない。ゴルフが大人の贅沢な遊びということを、実感した。
プレー開始は7時半も、素人という点も踏まえて1時間前くらいにゴルフ場到着を目指し、5時半に家を出た。「普段なら絶対に着ないような格好ができるのがゴルフだ」というアドバイスのもと、ちょっと前にアウトレットで買っておいた白いパンツにピンクのポロシャツ。着て外に出て、「アドバイスに忠実になりすぎたな」と少し後悔した。ちょうど夏が終わって秋になろうとしている季節。朝の、まだ暗い時間にポロシャツ一枚は肌寒かった。迎えにきてくれたクルマに乗り、まず寝坊しなかったことを讃えあってから、千葉へ。
