第751回:紳士なスポーツ①
昨日2025年の12月30日も、ゴルフをしてきた。10月下旬にコースデビューして以来、仲間に恵まれて今回で5回目のコース。今まで気にも留めてなかったけれど、ちゃんと探せば、僕の周りにもゴルフをしている人がちゃんといて(というより、割とたくさんいて)、コースに出ようと思えば、適当にメンツを探して、案外簡単に行けることを知った。要は、始める前に思っていたよりも、ゴルフをすることのハードルはかなり低いということを知った2025年下半期。
今回は、神奈川の平塚富士見カントリークラブ。調べてもらえれば分かると思うが、会員制の格式高い、そしておそらく超高級なゴルフ場だ。高校時代の、数少ない柔道関係以外の友達がここの会員で、連れて行ってもらった。
名前の通り富士山がバッチリ見えるロケーションで、クラブハウスからレストランから、ありとあらゆるものが今まで行った4ゴルフ場よりもキラキラしていた(貧乏臭いかつ幼稚な表現だが、要は高級感が漂っていた)。来ている人もどこか余裕を感じたし、駐車場に停まっている車たちも、まぁ豪華。ちゃんとしたドレスコードもあって、初めてちゃんとジャケットを着て行った。プレイ中のポロシャツもちゃんとズボンにinした。これまで行ってきたゴルフ場も、一定のドレスコードがあったに違いないが、まぁ少し甘めだったのだ。もちろん知識としては知っていたことだけれど、ゴルフが紳士かつ金持ちのスポーツだということを、認識させられた。でも未だに、この“紳士のスポーツ”ってなんだよ、とは思っている。ジャージ着ていたら、サンダル履いていたら紳士ではないのか?練習に行く時、99%がそんな格好をしている柔道は超野蛮なスポーツなのか?もちろん、柔道も格闘技だから、超野蛮な一面もあるけれど、礼儀にはかなりうるさいスポーツ・武道だ。礼儀、すなわち相手や他の競技者に対する敬いや気遣いを、礼で表現するのか、着ているもので表現するのか、の違いか。なんか気取ってやがるぜ・・・という金持ちへの劣等感、よく言えば反骨心が、いつかこういうところに来ようと思えば来られる人間になったるぞ、と思った。