第81回:世界柔道

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今週末から韓国テグで世界陸上があることは、盛んにCMをされTV放送もされるから、みーんな知っていると思う。しかし実は23日から、フランスパリで柔道世界選手権が行われている。全く宣伝もしていないし、リアルタイムで放送もしてくれないし、録画でも準決勝でもダイジェストにされちゃってるし、ほとんどの人が全く知らなかったと思うけど・・・。

2日目が終わった25日現在、男女3階級ずつの6階級中、5階級で日本人が金メダルを獲っている。なかなかの好調ぶりである。前回の東京世界選手権でも日本人がほとんど優勝してたから、今回は色々な意味でかなり厳しくなるのかと思っていたけど、まだまだいけちゃうみたいだ。やっぱり柔道は、日本一の人間が世界一にならないといけない ( と思っている )。それが日本で柔道をやってる僕たちの自信にも繋がっている。僕らは世界一のレベルで戦っているって。
世界選手権やオリンピックみたいな大きい国際大会で、段々と自分世代の選手が出て来るのを見ていると、嬉しいのもあるけど、やっぱり悔しい。まだまだ遠いレベルの話だけど、やっぱりいつか自分も大きな舞台に立ってみたいものだとつくづく思うのであった。

こんな大きなことを言った後で少し恥ずかしいけど、今は来週末の東京学生大会に向けて地道に頑張っている。東京学生は全日本選手権や講道館杯みたいな大きな大会にも繋がっていく、今シーズンのスタートのようなポジションだ。チャンスは少ない。明日は国学院大学に出稽古。この数少ないチャンスを活かして、しっかり次に進んでいきたい。

更新:2011-08-27
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳