第124回:アメコミ

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先ず前回の記事に書き忘れたこと。

先月23~24日の全日本学生団体@日本武道館。慶應柔道部は、1回戦快勝、2回戦辛勝、3回戦惨敗で、ベスト16になった。昨年、一昨年と1回戦負けだったので少しだけ前進。
応援して下さったみなさん、ありがとうございました。

さて、全日本学生の次の日から1週間の全日本合宿を経て昨日、柔道部5人で、レイトショーの 『 アメージング・スパイダーマン 』 を見に行った。いつも、どこに行っても、半袖短パンサンダルスタイルのアスリート集団はなかなか目立つ。レイトショーということもあって、良い感じのカップルや一人で来てるオシャレなお姉さんみたいな人種しかいないところを、ズイズイとアホ面下げて行ってきた。

僕はバットマンやらスーパーマンやらアイアンマンやら、アメリカのヒーロー映画シリーズがけっこう好きだ。今までに公開されたスパイダーマン映画もだいたい好き ( 『3』はいまいちだったが )。そんな僕にとって今回のこれは、映画としてもスパイダーマンとしても、少し物足りなかった。

まず、SFには時々あるけど設定があいまい。観終わった後に、「 あれ、結局あれはあれなの ? じゃぁどうしてこれはこれなの ?」 みたいな 「?」 がいくつか残ってしまう。それにヒューマン・ドラマに走り過ぎ。確かにある日突然蜘蛛人間なんかになってしまったら色んな悩みも出てくるんだろう、ちょっと僕には分からないけど。だけど映画としては、長々悩んでるよりもう少しスカッとするようなアクション要素があっても良かった気がする。人がアメコミ映画に求めるものって、つまるところスカッとアクションだからね。で、あくまで 「 何とな~く 」 なんだけど、映像も若干安易な感じ。カメラワークとかCGの使い方なのかな、専門的なことは分からないんだけど、例えばビルの間をビュンビュン飛んでいくシーン、今までのものより迫力がなくて何だか気持ち良くない。

ま、あくまで僕の評論。単に期待しすぎだったのかもしれない。

次は7月28日公開のバットマンシリーズ、『 ダークナイト・ライジング 』 に期待しよう。

更新:2012-07-07
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳