第13回:1Q84年、講道館で、魔女を倒す
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履修申告も19日に終わり、本格的に大学生活が始まっている。宿題も出る、出席もとられる、テストもある、ため息もオナラも出る(冗談)。いよいよ、これからが本当の勝負だと思う。そんなこととは関係ないけど、先週一週間はいろいろな楽しい事もあった。
村上春樹の新作は発売初日に購入して一気に読破した(16日~18日)。これは村上春樹の小説の中では珍しく(?)ハッピーエンド・ラブストーリーで心が温まった。「 俺もそろそろ恋をしなくては 」 と切実に思った。せっかく慶應ボーイだし。読み終わった後、感想を語りたくて仕方なくなって、周りに話そうとすると、「ん?上村春樹 ( 柔道モントリオール五輪チャンピオン・現在講道館館長 ) が好きなの?」。周りには柔道家しかいなかった。
21日は講道館に慶應大学柔道部として、先輩たちと出稽古に行った。私は東海大相模高校の道着で。噂には聞いていたけど、ものすごい選手たちが集まっての合同練習だった。「 我々はこんな所に参加していいのかね 」 とビビる。明らかに場違い。しかし怖い気持ちを押し殺し、凄く強い人たちとたくさん稽古した。なかなか歯が立たないんだけど、ワクワクした。もっともっと強くなりたい。
23日はアリスと一緒に赤い魔女を倒しにワンダーランドへ行った。魔女は、なかなか手強かったけど、最後はアリスの背負いで一発だったね。頭デッカチの赤い魔女も怖くて嫌だけど、俺に言わせると白い魔女も十分不気味だった。
30日から全日本合宿が東海大相模高校である。今度は肺炎にもインフルエンザにもならないように頑張りたい。
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳