第133回:東京学生
先週末9月2日、日本武道館で全日本体重別個人と全日本体重別団体(@尼崎)との予選を兼ねたとっても大事な大会、東京学生体重別個人戦があった。
上位13人が全日本個人に出場できる。尼崎は色々と複雑な選考基準があって、各大学の各階級の個人戦の結果をポイント計算 ( 一試合勝つごとに1点、ベスト16に入ったら2点、ベスト8は3点など ) して、上位15大学が出場できる。多いように思われるだろうが、それだけ東京は激戦ということだ。
去年は敗者復活戦やら何やらもあって、僕個人も慶應も、どちらの予選基準もギリギリで通過した感じだった。今年こそは余裕を持ってしっかり次に駒を進めたい、そんな気持ちで臨んだ。結果は個人戦ベスト8で通過、全員の合計は15ポイント ( 同率14位 ) で通過。やっぱりギリギリの感じが滲み出ているが、まぁとりあえず一安心と言って良いでしょう。
今回は、僕個人としては冷静に試合が出来た方だと思っている。勝った試合は若干つまらないものがあったけど、負けた試合はサッパリしていた。相手は同じ全日本強化の、一昨年の同じ大会で一回戦で当たって負けた強敵で今回結果優勝した選手だ。もちろん悔しくない訳じゃない。けど、行ける、と思って攻めにいったところを、ちょっと失敗して自爆してしまった感じで、悪くはない。何を失敗したかもしっかり分かっている。こういうのは次に活かしていけると思う。
全日本の個人戦は今月末30日、団体は10月27・28日。11月の講道館杯や早慶戦、それから僕の予定では東京グランドスラム等々、試合が続く季節となった。体調管理や怪我にいつも以上に気をつけて、良い年越し合宿を迎えられるように頑張っていきたい。
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳