第138回:主務の運

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先週一週間はいつもの二倍出稽古に行き、毎日トレーニングもこなし、あらゆる所が筋肉痛だ。とりあえずあと30日は妥協せずに追い込んでいく。

そんな充実した日々。一昨日、全日本学生体重別団体@尼崎の組み合わせが出た。

僕が入学してから3年間、うちの主務陣が良い感じのところを引いてきたことは一回くらいしかない。抽選会やら監督会議やらに出かけて行った彼らは、いつも何となくコソコソと帰ってくる。そんな小さくなった主務と目が合うと、こちらが口を開く前に 「 違うんだよ、くじ引きなんだよ ! 運なんだよ 」 と言い訳をする。運なのは分かっている。トーナメント戦では、まさに運も実力のうちなのだ。
「 主務の運 」。これはチームの今後の課題の一つとして挙げておく。

というわけで毎度のことながら今回も、うちの主務陣はピンポイントで凄い所を引いてきてくれた。
一回戦は名城大学、そこに勝てれば二回戦山梨学院大学。東京からの出場校とはある程度進むまで当たらないとして、それ以外で考えた時、山梨学院大学は最も強い大学の一つだ 。しかもこの大会は、27日土曜日に1,2回戦で、28日日曜日に3回戦から決勝という日程。つまり二回戦に勝たないと二日目に残れない。この組み合わせでは正直二日目に残るのは難しい。夏の団体で全国ベスト16になった僕らとしては今回もちょっとは期待してたんだけど・・・
それでもそんな格上に少しでも噛みついていけるようにしぶとく戦っていきたい。そして個人的には、自分の役割をしっかり認識して、全ての試合で絶対にポイントを挙げて行く。

更新:2012-10-13
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳