第142回:僕らの代

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2週後11月18日の早慶戦を最後に、現4年生が引退する。東海大相模高校では 「 引退なんてあるか、馬鹿野郎 ! 最後まで後輩に練習つけてやらんかい !」 って言われるし、生徒もはなからそのつもりでいたもんだけど、慶応大学ではきっと4年生はみんな引退して、練習には来なくなる。遂に僕らの代がやってくるのだ。
早いもんだ。ついこの間監獄のような高校を卒業して、大学では生意気な後輩でいればよかったのに、気が付けばもう最上級生だ。僕ら現3年生は、同級生同士の仲は凄く良いし、チームワークも出来ている。後輩にも優しく出来る、はず。僕は役職的なことでプレッシャーを感じることもない。けれど、果たしてどんな一年間になるのか、どんな一年間にしていくのか、あまりにも漠然としていて、少し不安だったりするのだ。
まだ役職は発表されていないけど、自分はこのチームのポイントゲッターでいなきゃならないことに変わりはない。どのような形であっても、今年以上にチームを盛り上げていけるよう頑張っていく。皆さん、変わらぬ応援をどうぞよろしくお願いします。

さて、僕らの代に移る前の最後の大イベント、講道館杯が今週末に迫っている。今日明日はしっかり追い込んで、残り3日で調整していく。いつもより少し気楽に、楽しく柔道をしてくることを目標にする。そうすれば結果は自ずと付いてくるはずだから、一丁暴れてきます。こっちも応援どうぞよろしくお願いします。

更新:2012-11-10
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳