第146回:国際合宿

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先週書いた、合宿ラッシュのうち一つ目の合宿が昨日終わった。先週の金曜日から日曜日まで東京代々木で行われたグランドスラムに集まった外国人選手たちとの国際合宿だ。ロンドンオリンピックで活躍したような選手たちは少し休養期間なのか、あまり参加してくれなかったが、僕みたいな下っ端からすれば、この上ない練習機会だった。
国際合宿の練習って、そんなに長くない。と言うのも外国人選手って、そんなに長時間練習しないのだ。少しでも長いメニューだと、後半には端っこの方で座り込んでしまい練習に参加しなくなる。日本の 「 苦しんだ分強くなる 」 的な根性論は彼らには通用しない。
メニューを具体的に言うと、寝技乱取20分くらいと、立技乱取40分くらい。それを午前午後の2回。朝練も無い。こう言うと、何だか楽勝みたいな気がしてくる。ところがどっこい、いざやってみるとそうではない。慣れてない、と言うのが正しいのか分からないけど、外国人選手と練習すると何故かメチャクチャ疲れるのだ。きっと無意識のうちに、いつも以上に集中して、いつも以上に力が入っていているのだろう。

そんなこんなで、あちこちに筋肉痛を抱えて、今日からは慶應での練習だ。久々の日本人。きっとやり易くて仕方ないはずだ。
次の全日本合宿は、2日目にラン&ウエイトの体力測定がある以外はいつも通りだが、今回の合宿で出た反省や課題を胸に、また勉強していかなきゃ意味が無い。一つでも成長した自分で臨めるようにまた追い込んでいきたい。

更新:2012-12-08
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳