第16回:中国とか韓国とか
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谷亮子が参議院選挙に出馬して、石井慧が結婚しそうな時に、藤井岳はトフル試験やら、中国語インテンシブやらにイジめられている。でも、こんなに勉強する毎日って、キツいけど充実してるな、とか思ったりして。
8日のトフル試験、2時間の死闘の末、200本くらい投げられたような気分で終了した。英語はだいたい一つの文章に分からない単語が二つ以上あったら読めないと言われているけど、正直僕には半分以上の単語が分からなかった。今となっては中国語の方ができるかも。
中国語インテンシブも最初の数週間は発音だけで、テストも無く、「 これなら行けんじゃね? 」 と思っていたのも束の間、今では毎回テスト。「 ちょっとやり過ぎなんじゃないのー 」 と先生に言っても、「 テストないと勉強しないじゃん 」。確かにこんなペースで一年間頑張っていたら喋れるようになるかも。どうやら本当に、柔道のプロフェッショナルよりも先に、中国語のプロフェッショナルになれそうな気がしてきた大学生活である。
とは言っても、もちろん柔道だって。夏の輝くビーチでの青春のために脂肪を落とし、少しでもゴリマッチョになろうと毎日頑張っている。そのついでに慶應大学の一部昇格、世界ジュニア出場・優勝を目指して頑張っている。また、7月の韓国ジュニアとは別に、今月末から1週間韓国へ、日韓交流合宿にも連れて行ってもらえるらしい。英語も中国語も、もちろん韓国語もできないけど、ちょっと国際人って感じになってきたかな。
外国語にはイジめられても、柔道でだけは誰かをイジめられるように、これからも努力しよう。
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳