第161回:タイランド

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先週11日からの全日本合宿で、来月20日にタイのバンコクで開催される大陸別選手権・アジア大会の代表に選ばれたと井上康生監督から告げられた。僕にとって2年前のモロッコでの世界ジュニア以来の国際大会で、シニアとしては初めての派遣だ。大会賞金も出るしランキングポイントもある、シニアデビュー戦として文句ない、むしろ僕には少々大きすぎるかもしれない舞台だ。僕みたいのにはなかなかないチャンスを頂いた。ここで結果を残すと残さないとでは、今後の柔道人生が大きく違ってくることは間違いない。
試合までもう1カ月を切った。選考を聞いた時からずっと、驚きやら嬉しさやらプレッシャーやらが入り混じって、少々興奮気味だ。でもどんな舞台でもやることは同じ。とにかく一日一日を大切に、準備においても本番においても、自分に出来ることを全て出し切る、これを意識してやっていきたい。

さて、少し落ち着いて・・・我が柔道部にとって最大のイベントの一つ、慶應杯がもう明後日23日に迫っている。この大会は毎年我が慶應柔道部が主催する、50校ほどの高校チームを招待して開く交流戦的なもの。係の部員はずっと前から入念に計画し、昨日からは部員全員で会場作りをしたり、ミーティングで本番の流れを確認したりと、なかなか忙しくしている。一昨年は震災の影響で開催が出来なかったため、僕は今年が2度目の経験。一つの大会をスムーズに運営することがいかに大変かを知るとてもいい機会だ。主将として、例年にも増して成功を収められるよう頑張って参ります。

更新:2013-03-23
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳