第178回:上半期打上

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慶應の柔道部には毎学期長~いテスト休みがある。いつもだいたい4週間くらいで、今回の春学期末テスト休み + 解散は、7月15日から8月5日まで。僕みたいな根っからの体育会系の人間から見れば、こんなんで体育会を語って良いのか、と言いたいくらいだが、まぁ文武両道の 「 文 」 に力を注ぐのが自慢の慶應柔道部なのだから当然と言えば当然なのだ。僕は毎回テストの合間を縫って他大学に出稽古しまくってこの期間を過ごす。部員のみんなは普段やっていない 「 文 」 をこの短期間で取り戻し、くれぐれも留年だけはしないように。

そんなこんなで休みに入る前日の14日・日曜日、上半期打ち上げと称したいつもより少し大規模なバーベキュー大会を開催した。部員全員に呼びかけたものの、みんな勉強が忙しいとのことで、実際に集まったのは約半分の24人。人数的には期待していたより寂しくなってしまったけど、いつにも増して楽しい会になった。
今回特に充実していたのは食材。OBの方々や部員のご家族からたくさんの協賛を頂けたのだ。普段そこらへんのスーパーの安い肉や野菜を奪い合って食べていたのが、今回は自分たちではとても用意できない高級な食材が食べきれないほどあった。ビールに関してはサーバーまで頂いてしまい、ジョッキで盛大に乾杯。この上なく恵まれている。これほど幸せなことはない。いつもいつもありがとうございます。

さて、上半期打ち上げを大成功させたのは良いんだけど、今年掲げた柔道部の目標を一つも達成できていないのは非常にマズい。慶應・甲南対抗戦に敗れ、東京学生と全日本学生(団体)では共に目標のベスト8に届かず16止まり。あと三つの目標、東京学生個人で20ポイント獲得、尼崎でベスト8、早慶戦勝利。今のチームにとって決して不可能なことではない。主将としても個人としても、この夏を悔いのないよう努力して過ごしたい。

更新:2013-07-18
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳