第180回:体への投資

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テスト休みからそのまま解散という、長~い休みもそろそろ終盤。8月6日からの柔道部稽古始めに向けて、大学生最後の夏にふさわしい充実した日々を送っている。海行ったし、BBQたくさんしたし、花火大会二つ行ったし、プライベート花火もしたし、温泉旅行したし、実家にもちょろっと帰ったし、ひとまずやり残したことはない。あとの2、3日はノンビリして、6日からは一ヵ月後の試合に向けた体の調整をしつつ過ごして行くつもりだ。

8月から 『 ゴールドジム 』 馬車道店に入会した。もう何度か行っていて、明日は体力測定テストだ。これを指標に今後のトレーニングメニューやら何やらを作ってもらう。もちろん特に結果が求められている訳ではないが少々緊張している。普通の人から見れば僕は体が大きくて、力が強そうで、いわゆる 「 ガタイの良い人 」 かもしれない。しかしこれが柔道界の100㎏超級の中に紛れ込めばただの普通の、どちらかと言えば小柄な人になる。そしてこれはゴールドジム界においても同じようだ。自分のベンチプレスやスクワットのmaxが恥ずかしくなってしまうような世界。今までウエイトトレーニングについて、ごく基本的な知識や技術を習ったことがあるだけで、一つ一つちゃんと習ってチェックしたり、追い込めるメニューを作ってもらったりしたことなどない。だから今はこの世界の初心者として、周りのマッチョたちに囲まれて気後れして何となくソワソワしてしまっているのだ。
でも、だからこそ意味があるはず。新しい環境で、少し背伸びしながら必死に周りに付いて行く。遅すぎるくらいの自分の体への投資、新しい境地が拓けるかな。

更新:2013-08-02
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳