第182回:今年の合宿

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先週の火曜日から日曜日までの一週間、慶應柔道部の部内合宿を行った。

毎年のこの時期の合宿は、日体大の合宿に参加させてもらったり富山の方へ遠征に行ったりしていた。しかしそれらは、あくまで僕個人の意見だが、うちのレベルが低くて相手校と合わなかったり、いつもの練習との違いに適応できない部員が多かったりと練習以外の部分に関わるストレスが多くて、なかなか練習に集中しにくく思えた。そこで今年は部員数も十分多いことだしお金もかからないということで、ホームで、本当にガッツリ柔道が出来る環境にしてみようと考えたわけだ。

部内合宿とは、寮生以外のみんなも日吉の合宿所に泊まって、
朝:ランニングトレーニング、
午前:寝技、
午後:立技
みたいな感じで毎日、三部練をする。来月の東京学生体重別個人戦に出る選手は午前か午後、NTCや國學院大学、帝京大学等に出稽古させて頂いた。おかげで密度の濃い練習をすることが出来た・・・はず。僕は出来た !

余談だが・・・合宿の規則は出来るだけ緩く、例えば門限や消灯は設けず食事も自由にした。僕自身いちいち細かく縛り付けるような規則が嫌いなもんだから、なるべくみんなの好きなようにやってもらったつもり。
ただ合宿所の部屋の扉が薄いもんで、リビングがうるさいとなかなか寝られない。寝なくては体が持たない。だから22時から6時までを Golden Sleep Time とし、共有スペースでの私語を禁止した。初日は案の定みんな守らずに遅くまでガヤガヤやっていたので、次の日メーリスで 「 今夜から一言でも喋った奴は次の日の朝練で地獄を見る 」 と流した。その夜からは見事な静寂。快眠。おかげで元気に合宿を乗り切ることができたのでした。

更新:2013-08-20
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳