第184回:世界柔道

未分類
Pocket

今月26日から、ブラジルのリオデジャネイロで柔道世界選手権大会=世界柔道が開催されている。地球の真裏側ということで、こっちでのライブ放送が毎晩深夜3・4時になるから、柔道関係者以外で見てくれている人は滅多にないだろう。今週末に試合を控えている僕もライブでは見られず、スカスカ眠りながら夢の中で応援している。起きてすぐにツイッターで結果を確認する毎日だ。

この世界選手権、1日に男女1階級ずつやっていって全7日間。今日29日で軽い方から3階級、男子は-73㎏級まで終わっている。我が日本チームは絶好調、この3階級全てで金メダルを獲った。今日の-81㎏級から最終日+100㎏級はどうなるか。前評判では少々危ぶまれているようだが、何が起こるか分からないのが柔道の面白いところ。全階級金メダルを狙って頑張って欲しい。

オリンピックが終わった次の年の世界選手権。今までトップを走っていた選手達の引退等があって、大きく世代交代してきているのは間違いない。その新世代って、要するにバッチリ僕の年代の選手達なのだ。実際今日までの3階級の優勝者はそれぞれ2コ下、2コ上、そして同期。日本の選手が勝つことは嬉しいけど、そこに自分が絡めていないことが悔しい。悔しいなんて言うのもおこがましいような現状だがやはり悔しいし、悔しく感じないようでは駄目だ。

とにかく非常に大きな刺激をこの大会から受けている。まずは今週末の東京学生個人、四年目の正直、そろそろ優勝するために集中していかねば。
2013/8/29

更新:2013-08-30
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳