第187回:夏が終わる

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もうすぐ僕らの夏休みが終わる。まるまる二ヶ月間、毎年のことながらずいぶんと長い休みを頂いた。せっせと学校に通っていたのを遠い昔のように感じてしまう。
大学生として最後の夏は、楽しいこともキツいこともたくさんあった。一日一日を大切に、全力で練習なり遊びなりに打込んだつもりだが、それでも、いざ終わってしまうと、もっともっと色々な挑戦が出来たのではないか、なんて考えてしまう。少しばかり遊び過ぎたのかもしれないが・・・。過去を振り返った時、反省なら良いんだけど、後悔を残してしまうということは、まだまだ自分に甘いのだ。
その瞬間瞬間、自分に出来ることを全力でやるって本当に難しい。でもその積み重ねでしか成長はない。今年の残りの試合も少なくなってきた今、ここからグンと調子を上げていけるよう、もうひと踏ん張り頑張る所存。

大学生最後の夏が終わると同時に、最後の一学期が始まる。卒業に必要な単位は、卒業プロジェクトを除いてもう全部取り切ったから授業は一コマもない。朝のトレーニングと夕方の練習を除いた一日のほとんどの時間を自由に使えるわけだ。
夏休みのように後悔を残さないため、自分に二つのノルマを課そうと考えている。「 英語 」 と 「 読書 」。どちらも一般常識として身に付けておくべき能力、経験をはるかに下回る、言わば僕の二大弱点だ。大学を卒業するまでにそれを何とか少しでも獲得すべく頑張ってみる。柔道と卒業プロジェクトは言わずもがな。

更新:2013-09-22
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳