第195回:慶應生の恩返し

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先週一週間はほぼ毎日、母校・東海大相模高校で練習した。というか毎日の半分を相模で過ごした。初心に帰るという意味でも、講道館杯を終えて少しボーッとした頭を次の目標に切り替える意味でも、母校の空気をゆっくり味わうのは悪くない。

しかし今回ここでやったのは柔道だけではない。練習を終えてから寮へ行き、高校生相手に専属家庭教師のようなものをやらせて頂いたのだ。試験2週間前ということで、寮生は毎日夕食後1時間弱の勉強時間を設けられていた。その1時間、学力的に 「 危ない 」 とされている何人かにあーだこーだと偉そうに勉強を教えてきた。そういえば高校時代もよくやったのを思い出すと懐かしい ( 向こうは懐かしくないかも知れない )。
更に今回、僕が勉強を教えたのは高校生だけではない。
ちょうどこの時期は、僕らの代、つまり現大学四年生で教職課程を取っている学生の教育実習期間だったのだ。それで柔道部の同期2人と、柔道部ではない仲の良かった同級生1人が相模高校に実習に来ていた。その、高校生たちに一応 「 先生 」 なんて呼ばれちゃってる彼らの、実習授業の準備や練習を、高校生の勉強時間後手伝ったわけだ。

午前中ジムに行ってトレーニングして、午後から相模行って練習して、ご飯食べて ( 何回か高校の先生にも御馳走になり )、高校生に勉強教えて、先生に勉強教えて、帰れそうだったら家に帰って、遅くなったら寮に泊まり込みで ( 何しろ先生の卵ちゃんの授業準備はなかなか大変で深夜に及ぶこともたびたび・・・)、要するに思いがけずハードな一週間になった。とは言うものの、僕は僕でけっこう楽しませてもらい、充実していた。

何より、実習生の手伝いはともかくとして、高校生に勉強を教えることで相模柔道部や先生方に少しでも恩返しが出来るのが嬉しかったりする。

今週からは気持ちを切り替えて、自分の体、練習のことを第一に考えて追い込んでいく。卒論もある。やることは山積みだ。
・・・でもまた試験前にでも相模に顔を出して勉強の面倒見てやろうかな、なんて考えたりもしている。

更新:2013-11-26
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳