第211回:デビュー戦

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昨日3月最後の日曜日、広島で開催された平和カップに出場した。去年慶應として初めて出たこの大会は、日本トップの実業団と大学が集まる非公式戦ながらなかなかレベルの高い大会だ。ただし、翌週に福岡で開催される体重別大会に出る選手は出場しない。その意味で、今年も福岡体重別には補欠止まりの僕にとっては悔しい出場だった訳だ。

そして今回は何と言っても、実業団『パーク24』の選手として初めての試合であった。新戦力のテストマッチとして、5人制団体で先鋒、次鋒、中堅の3人が新入生という新鮮なオーダー。ちなみに僕は中堅で、僕ら新人3人は全試合使ってもらった。
結果は3チーム予選リーグを勝ち抜いて、トーナメント準々決勝から3試合の全5試合、ギリギリな戦いもあったけど、しっかりと勝ち進んで何とか優勝することが出来た。

初めての環境、初めてのメンバー。始めは緊張して体もなかなか動かなかった。ちょっとヤバいかなー、と思ったりしたけれど、勝ち進むにつれて段々調子も上がってきて、少しはチームの役に立つことが出来たはず。
実業団デビュー戦を良い形でスタートすることが出来て、とりあえず今は少しホッとしている。しかし息を付く間もなく2週間後には東京実業団大会がある。3人制の団体戦とのことだ。試合のかたちもスケジュールも一つ一つが初めてで、照準を合わせ、追い込み、調整をこなして行くのが難しい部分があるけれど、せっかく使ってもらえる試合はやっぱり貢献したい。

明日4月1日から、慶應大学院生として、パーク24メンバーとして、また精進して参りますので、今後とも応援よろしくお願い致します。

更新:2014-03-31
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳