第23回:全日本学生

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 先週のデンマーク戦ですっかりサッカーファンになってしまった僕は今、母校東海大相模の寮で一人パラグアイ対日本戦を見ながらパソコンを叩いている。勝ってほしいものだ。開催国が日本と離れていればいるほど国民が寝不足になるワールドカップ。まったく罪なやつだぜ。

 6月26・27日に日本武道館で全日本学生大会があった。慶應のチームとしては、目標の 「 初戦突破 」 を達成することができて良かった。二回戦で負けてしまったけど、とりあえず全日本学生で一つ勝つことに意味があった。でも個人的には大いまいち。一回戦はともかく、二回戦で情けない試合をして引き分けてしまった。チャンスは何回もあったし、一本取る自信もあった。決定力が足りなかったんだな。色々と反省が残った大会だった。

 チームメンバーの余談。26日、午前中は女子大会で、我々が日本武道館に到着した時にはちょうど女子準決勝、決勝で凄く盛り上がっていた。その大騒ぎの中で、例え直接には関係がない女子の試合だからとはいえ、観客席で日経新聞を広げていたのはきっと慶應だけだったろうな。

 まあ、ここでマゴマゴしていて何がマズイって7月3日に東京ジュニアがあって、何としても全日本ジュニアへの切符を手に入れなくてはいけないんだよね。だから ( 特に焦っている訳じゃないんだけど ) 28日には慶應師範、朝飛大先生と修正点を確認。29日から母校東海大相模高校に泊まり込みで調整して、一人サッカーを見ている訳だ。本当に自分の周りには支えてくれる人がたくさんいる。感謝の気持ちを忘れずに戦っていこう、と思いつつ、そろそろパラグアイ戦後半が始まる、今日この頃。

慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳