第24回:危ない危ない

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 かなり蒸し暑くなってきた。毎日3リットルくらい溶けて体温を維持する日々。昨年の国体か何かの際の健康診断で、俺は普通の成人男性の2倍ほど新陳代謝量が多いということが分かった。要するに普通の人の2倍汗をかいて、脱皮して、よだれ垂らして、何とか生存している。やれやれだ。

 さて、7月3日に東京武道館で東京ジュニア大会があった。全日本ジュニア、世界ジュニアに繋がっていくメチャンコ大事な試合。何を隠そう今年最高の目標は世界ジュニアだから、ここでコケたら話にならない。100kg超級の東京から全日本への枠はベスト4+敗者復活から1の5人。問題無しとは言わないけど、自信はあり。1・2回戦を一本勝ちして準々決勝。勝てば全日本出場決定。
“ チャンスはチョコチョコあるんだけど、ものにできなくて120分間両者ポイント無し、勝負はPK戦、3人目でまさかのミスが出て負ける。” 要するにGSでちょっと返されて、有効を取られて負けた。勝つつもりだったし、完全に勝てるつもりだったから物凄いショックだった。今のなし、もう一回やらせてくれ、という感じ。出場権ベスト4で 「 まあイケるやろ 」 だったのが、敗者復活戦、準々決勝で敗れた4人から1人の出場って状況で 「 ヤバいヤバい 」 になった。ひとつ負けた後の試合って、心が折れちゃってるし、自信も無くなってるし、精神的にかなりキツイ。泣きそうだった。結果からいえば敗者復活戦には何とか勝って、とりあえず9月の全日本には出られることになった。けど、たくさんの反省と少しの思い出の残る東京ジュニアとなった。

 7日から韓国ジュニアに出発する。先月の合宿で、向こうではそんなに焼き肉が食べられないという教訓を得たから、今日も焼き肉、明日も焼き肉。あと、つられて自殺しないようにしないとな。

慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳